2018/08/19

ポルトガルの旅(ポルト編)

もう8月も終わり近くですが、
5月のGW後半に訪問したポルトガルの旅について
限りなく頼りない記憶を頼りにしながら
備忘録的にまとめていきたいと思います。

ポルトガルは南北に長い国なので
短い期間で少しでも効率的に回れるよう、
フランクフルト経由でポルトから入り、
リスボンから出国する行程で旅をしてきました。

まず最初に降り立ったポルト空港で
ポルトの街の観光に役立つポルトカードを手に入れるべく
インフォメーションセンターに立ち寄ったのですが、
そこでは手に入らないという衝撃の事実が・・・。


空港からはトラムで中心部へ移動するため
(運行頻度が少し低めということもあり)
ここで時間を取られても仕方ない、ということで
結局、空港駅の券売機で1日(24H)乗車券を購入しました。

程なくやってきたトラムは
しばらく待たされたであろう沢山の旅行客を詰め込み
トラムとは思えないスピードで快走して
30分ほどでサン・ベント駅に到着しました。


今回滞在したインターコンチネンタルは
そのサン・ベント駅のすぐ隣ということで、荷物の移動も楽々。
目の前にはポルトの中心、リベルダーデ広場が広がり
街歩きには絶好のロケーションに建っています。

早速、荷物を預けて街歩き!ということで
最初に向かったのは、ホテルを出て左手(西側)に見える
この街のシンボルでもあるクレゴリスの塔の手前を
右に入った場所にあるレロ・イ・イルマオンという書店。


世界で3番目に美しい書店に選ばれている場所で
何と入店するには、5ユーロのチケットを買わなければなりません。
それにも関わらず入口には行列が出来ているほどの混雑ぶり。
ちなみに本を買ったら、代金から5ユーロ引いてくれるそうです。

とはいえ、書店の中はファンタジックな雰囲気。
おとぎ話に出てきそうな階段が中央に据えられ
天井には繊細な彫刻が施されていて、
建築物として十分に見応えがありました。


書店を後にして、さきほど右手に折れた場所まで戻り
今度は街を一望できる、クレゴリスの塔に登ります。
単に塔に登るだけではなく、順路どおりに進んでいくと
本体であるクレゴリス教会を2階にある回廊から見学することができます。

祭壇の中央にはマリア像が掲げられ
神聖な雰囲気が漂っているのですが、
その裏手に回り込めるようになっていて、
ガラス越しにマリア像の後ろ姿を見られるのはレアな体験かもしれません。


長く狭い階段を登りきった先は
回廊状の展望台になっているので、
ポルトの街並みを360度見渡せる絶景スポット。
ドン・ルイス1世橋が見えないのはご愛嬌ということで。

塔を下りた後は、ドウロ川方面に向かって
細い路地が張り巡らされた迷路のようなポルトの街を散策。
かなり起伏が激しく、道は石畳ですが
どこを切っても絵になる風景が待ち受けています。


賑やかなフローレス通りを抜けて
広い道に出ると程なくしてボルサ宮殿が現れます。
その裏手に隣接し、川沿いに佇んでいる
サンフランシスコ教会が次の目的地。

バラ窓のある重厚なファサードから中に入ると
そこにはおよそ教会とは思えない
目を見張るような金色の荘厳な世界が広がっています。
内部は撮影が禁止されているので、しっかりと目に焼き付けてきました。


そこから川沿いに歩いていけば
風光明媚な眺めが楽しめるリベイラ地区に辿り着けます。
ここに来て、やっと目の前に壮麗なアーチ橋、
ドン・ルイス1世橋を見ることが出来ました。

ひっきりなしに観光客向けのクルーズ船が出入りする埠頭には
レストランやカフェのオープンテラスが軒を連ねているので
爽やかな風が吹き抜ける空間で
しばらく景色を堪能するのもいいかもしれません。


さて、お次は下から見上げていた橋の上を渡ります。
渡るためには下ってきた坂の分、当然その高さまで戻らないといけません。
一番手っ取り早いのはケーブルカーに乗ってしまうことですが
僕はリベイラ地区の路地を抜ける長い階段を歩くことに。

階段の先にはポルトの大聖堂が鎮座していて
そのテラスからもドウロ川の眺めが楽しめます。
必見は聖堂の北側にある回廊に飾られたアズレージョ(タイル絵)。
見落とさないようにご注意ください。


その大聖堂の裏手に伸びる道がドン・ルイス1世橋につながっています。
車は立ち入ることが出来ず、
緩やかな下り坂になっている途中からトラムが現れて、
人とトラムだけが渡れるようになっています。

橋の上からはさっきまでいたリベイラ地区や
その対岸にあるポルト名産のポートワインの醸造所を一望できます。
絶好の写真スポットでもありますが、
トラムがすぐ脇を通り抜けるので、ぶつからないようにご注意を!


フォトジェニックなポルトの散策もいよいよラスト。
長い橋を渡り切った後、一旦、大通りの車道まで歩き
折り返すように伸びる地味にキツい坂を登って
セーラ・ド・ピラール修道院の展望テラスへ。

ここからの眺めはポルトの街を紹介する
ウェブサイトやパンフレットでも必ず目にするほど。
トラムの走るドン・ルイス1世橋越しに
リベイラ地区や大聖堂のパノラマが広がっています。


時間と体力と気力があれば、夜でもテラスまでは入れるので
夜景を楽しむことも出来ます。
帰りは修道院の下にトラムの駅があるので、
歩き疲れても楽に帰れるのが嬉しいポイントです。

今回の旅では、その美しい眺めを一目見てみたいと
短い日程をやり繰りして、ポルトへ足を伸ばしましたが、
実際に訪れてみると、想像以上にフォトジェニックな街でした。
ぜひ皆さんもその目で確かめてみてください!