2019/06/23

フランスの旅(エッフェル塔編)

パリ滞在3日目は、パークハイアットから
凱旋門に程近いペニンシュラへとホテル移動。
日曜日の朝ということで、街はとても静か。
オペラ座周辺も日中とは違う表情を見せていました。


凱旋門から放射状に南側へと伸びる
クレベール通りを南下すると
すぐに立派な外観のホテルが見えてきますが
エントランスは路地を左に入った場所にありますのでご注意を。

自分はそのままエッフェル塔へ向かう予定だったので
ひとまず荷物だけ預かってもらうつもりでしたが
朝8時30分すぎにも関わらず、部屋の準備が出来ているということで、
チェックインさせていただきました。


ホテルを後にして、再び地下鉄6号線に乗り込み
2駅目のトロカデロ駅の改札を出て、
エッフェル塔の表示に沿って出口へ向かっていくと
シャイヨー宮の広場の向こうに聳え立つエッフェル塔の姿が!

パリに来るのは3回目ですが、
これまでエッフェル塔の姿を遠目でしか見たことがなく
今回、満を持して(事前に予約もして)の
初エッフェル塔訪問ということで、感慨もひとしお。


9時の時点で、そこにはすでに大勢の観光客の姿があり
それぞれ思い思いに写真撮影を楽しんでいました。
朝は逆光になってしまうのですが、
自分もここで結構な時間を撮影に費やしてしまいました。

シャイヨー宮からは正面の噴水を挟んだ
シンメトリーな階段と緩やかな坂道を下っていき、
セーヌ川に架かる橋を渡ると
エッフェル塔の姿も一際大きくなってきます。


ただし、エッフェル塔の周囲は壁で仕切られていて
そのまま足元まで行くことは出来ず、
一旦、壁に沿って塔の左右に回り込む形で
2箇所あるエントランスから入場する必要があります。

当日は朝の天気が快晴で、日曜日ということもあり
入場のための列も伸びていました。
事前に予約しているゲスト専用の列は短めでしたが
それでも入場するには少し時間がかかりました。


エッフェル塔の真下に到着した後、
今度は塔に登るエレベーター前の行列がありますが、
こちらは予約時間に合わせた待機列があって、
割とスムーズにエレベーターに乗ることが出来ました。

2階建ての斜行エレベーターは鉄骨の角度に合わせて
最初は上下階のずれの差が大きく、
上に登るにつれて、その差が縮まっていく仕組みで
当時の技術のすごさを感じさせられるポイントです。


第2展望台へ到着すると、そこはすでに足もすくむ高さ。
チケットによってはここまでしか登れませんが
自分はさらに上の第3展望台(サミット)を目指すべく
塔の中央付近にある専用エレベーターに乗り込みます。

エレベーターを降りた屋内の展望台から
さらに階段を登っていった先に
高さ276mを誇るオープンエアの展望台があり、
パリ市街を見渡す360度の大パノラマが広がっています。


朝ほどの快晴ではありませんでしたが、
日差しもあり、見通しは良かったので
パリを代表するランドマークを視認することが出来ました。
想定外に風が冷たかったので長居は出来ませんでしたが・・・(苦笑)。

エッフェル塔を降りた後は、来た方とは逆にある
シャンドマルス公園の広い芝生の中を東へ向かいます。
こちらも写真撮影する観光客と
それ目当ての土産物売りのお兄さんたちでごった返していました。


なぜ東へ向かったかというと、
エッフェル塔の全景を撮影したかったのはもちろんですが
公園の東端にある平和の壁という
世界各国の文字で「平和」と書かれたモニュメントに行きたかったのです。

以前、そこから撮ったエッフェル塔の写真を見たことがあって、
自分もこのアングルで写真を撮りたい!と
ずっと思い願っていた場所だったので
今回、ようやくその念願を叶えることが出来ました。


平和の壁と通りを挟んだ反対側には
旧陸軍士官学校(エコールミリテール)の立派な建物があり
すぐ近くに地下鉄のエコールミリテール駅もありますが
自分はそのままさらに東へ歩いていきます。

大きな通りを斜め右方向に曲がり
真っ直ぐに伸びる道を歩いていくと
ほどなくして左手に見えてくる建物は
ナポレオンの棺が安置されているアンヴァリッド。


荘厳な金色のドームを横目に見つつ、
その先の突き当りに見える緑が僕のお目当ての場所。
壁の向こうは、あの「考える人」で有名な彫刻家の作品を集めた、
ロダン美術館の敷地になっています。

ロダン美術館は元々ロダンのアトリエだった
瀟洒な建物がそのまま美術館として利用され、
その周囲には都会の中にあるとは思えない
美しい庭園が広がっています。


上品な佇まいの館内は、ロダンの作品はもちろん
ロダンが集めた絵画も展示されていて、
緑濃い庭園や静かな森の中にも
さりげなく彫像が点在しているという贅沢な空間でした。

上野の国立西洋美術館でもロダンの作品が見られますが
人間の力強さやどことなく哀愁を感じさせる独特な彫像に
若い頃からずっと惹かれていたので
今回やっと本場で見ることが出来て、心が満たされました。


庭園内にはカフェも併設されていて、
出入口となる建物の中にある
ミュージアムショップも充実しているので
機会があればぜひ立ち寄ってみてください。

本来はここからさらにサンジェルマンデプレまで
足を伸ばす予定でしたが、
前日に訪問することが出来たので(歩き疲れたこともあり)
近くにあるヴァレンヌ駅から地下鉄でホテルへ戻ることに。


実はこの地下鉄にも最後のお目当てが。
ホテル近くを走る地下鉄6号線、実は隠れた?絶景路線で
セーヌ川の前後の区間は高架区間を走るため
車窓からエッフェル塔を眺めることが出来るのです!

自分は最後部の車両に乗り込んで
他の方の迷惑にならないように撮影しましたが、
地元の人は当たり前の光景なのか
写真を撮ってるのは自分だけでした(笑)。


その後、ホテル近くの路地でも
エッフェル塔を見ることが出来たのですが
石造りの優雅な建物と鉄塔が絶妙にマッチしていて
パリの街の造形美を感じる、そんな街歩きが楽しめました。