2018/10/08

アフタヌーンティ@パークハイアット東京

先日、滞在したパークハイアット東京では
チェックアウト後にアフタヌーンティをいただいてきました。
ここでは初めてのご紹介になりますが、
実は何度も足を運んでいるお気に入りの場所なのです。

その魅力として、真っ先に挙げられるのが
ピークラウンジという名前のとおり
新宿パークタワーの一番北側にある棟の最上階、
41階というロケーション。


ホテルのエントランスからエレベーターに乗り込み
徐々に明るくなっていく照明に
高揚感を掻き立てられながら到着すると
目の前に広がるガラス張りのアトリウムがピークラウンジです。

開放的な空間ながらも
そこはかとなく漂うハイクラス感。
昼間はアフタヌーンティのゲストで賑わっていますが、
夜はまたロマンチックな雰囲気でお勧めです。


今回は滞在後のチェックアウトに合わせて
月曜日の12時に予約をしていたのですが、
流石に土日ほど混み合うことはなく、
リクエストどおり、窓際の席へ通していただけました。

お昼にアフタヌーンティ?と思われる方も
いらっしゃるかもしれませんが、
実は平日のランチタイムから
アフタヌーンティが楽しめるんです。


パークハイアット東京のアフタヌーンティといえば
三段トレイで提供されるもの以外に
フィンガーフードや可愛いスイーツを
好きなだけ食べられるトレイサービスがあるのも魅力。

ただし、平日の12時~14時の間は
そのトレイサービスが省かれていて、
提供されるのは三段トレイだけとなりますが、
その分、通常よりもお手軽価格になっているのです!


もちろん紅茶は茶葉の種類を途中で変えられるので、
いろんな味を楽しめる点は変わりなく、
ちょっと優雅なランチタイム代わりとして
利用できてしまうのです。

自分のようにチェックイン後に
ホテルでの滞在の余韻を楽しみながら
お茶を楽しんだ後、現実へ戻ってみる(笑)
という利用の仕方もアリ、だと思います!

<公式サイト>
ピークラウンジ

2018/09/30

スリランカの旅(シーギリヤ編)

ゴールからコロンボに移動して
シャングリ・ラホテルに2連泊。
その間に現地旅行会社の車を手配して
2箇所の世界遺産を制覇すべく日帰りツアーに出かけてきました。

朝7時にホテルの玄関で待ち合わせ。
迎えに来てくれたガイドさんは日本語が流暢で
ドライバーさんの車は何とプリウス。
それだけでも何だか得をした気分に。

コロンボの街を早々に抜けて
徐々に田園地帯から山の中へ入っていき、
お店がみんなカシューナッツ屋さんの村や
同じく籐製品の村を抜けて、北へ北へとひた走ります。


さすがに片道4時間かかるので
途中、クルネガラという比較的大きな町の
湖畔にあるカフェで紅茶休憩。
気温と風が涼しいのもカラダ的にホッとできました。

そこからダンブッラへは1時間半ほど。
世界遺産になっているダンブッラの黄金寺院は
街の中にある寺院の裏手に石窟があるイメージでしたが、
実際には大きな岩山の上にありました。


駐車場から歩くこと15分ほど
自然の岩を削って作られた階段を登り
広い岩盤の上に出たところで靴を預けて
いざ石窟寺院の中へ。

石窟は全部で5つあって、
入口はすべて屋根のついた回廊でつながれています。
特に有名なのが手前にある第1窟と第2窟で
一歩中へ足を踏み入れると、そこに広がるのは別世界。


第1窟にはこの寺院の本尊である
巨大な涅槃仏が石窟の中に横たわっています。
入滅後の姿を現した涅槃仏は膝が真っすぐで
膝が曲がっているものは涅槃仏ではないそうです。

そして特に印象的なのは第2窟。
広い石窟の中には仏塔があり、
色んな姿の釈迦像が安置されている様子と
天井に描かれた精彩な壁画には圧倒されます。


この天井から自然に染み出した湧き水が
ひとつの壺に集められているのですが、
ダンブッラとは「水の湧き出る岩」のことで、
この神聖な水が名前の由来となっています。

大きな菩提樹の植えられた境内には
祈祷を行っている小さな祠があって、
ガイドさんに連れられるまま一緒にお参り。
小さな紐を手首に結んでいただき、道中安全を祈願。


ダンブッラを後にして、続いてはランチ。
トロピカルヴィレッジという観光客向けのレストランで
カレーがメインのランチブッフェをいただきましたが、
欧米系、アジア系のゲストで混雑していました。

ランチの後はいよいよシーギリヤロックへ。
駐車場には現地ガイドが待機しているので
声をかけられたら自分で断ってくださいね、との注意。
結局何もありませんでしたが、ガイドさん同士の暗黙のルール?


入口近くのミュージアムでチケットを購入し、
蓮の群生する池を抜けて、堀を渡ると
シーギリヤロックが目の前に!
本物を前にすると何とも言えない迫力に圧倒されます。

ここは5世紀にクーデターを起こして
王位を手中に入れたカッサパ王が報復を恐れて
標高約370mの岩山の上に築いたものの
わずか10数年で放棄された孤高の王宮でした。


聳えるシーギリヤロックに向かって
真っ直ぐ伸びる参道を歩いていくと
その突き当りには巨石が折り重なった
自然のゲートが待ち構えています。

王宮のあった山頂までは
およそ1,200段の階段を登らなければなりません。
ガイドさんは慣れているのか、ガンガン登っていきますが
同じペースで登るのはさすがにキツく・・・。


しばらくすると目の前の岩壁に張り付くように
上へと伸びる鉄製の螺旋階段が現れます。
この階段を登っていくと、見どころのひとつ
シーギリヤレディの壁画が現れます。

カッサパ王が描かせた女性たちの絵は何と500体。
そのほとんどが風化してしまい、
現在も残ってるのはわずか18体。
撮影禁止ということで、しっかりと目に焼き付けてきました。


せっかくここまで登ってきましたが
行きの螺旋階段とは別の螺旋階段で下に降りると
シーギリヤレディを映すために磨かれた
ミラーウォールと呼ばれる、オレンジ色の壁の中へ。

ミラーウォールを抜けた後は、
足のすくむような、細い桟道を恐る恐る進み
ようやく広い場所に出た、と思ったら
そこが中腹にあるライオンテラスでした。


宮殿へ向かう階段の入口にあるライオンの足は
いまでこそ足だけしか残っていませんが
元々はライオンの顔もあったそうで、
ここを訪れる人々を威嚇していたのかもしれません。

ここまで来れば王宮まであと一息、とはいうものの
細く長い階段が壁に張り付くように伸びていて、
踊り場に着く度に小休止。
それを何度か繰り返して、ようやく頂上に辿り着きました。


王宮の遺構が残る山頂は思いの外広く、
もちろんそこからの眺めは360度の大パノラマ。
ただ、この日はものすごく風が強かったので
突端で写真を撮るのは怖いほど。

下から見ている限りは平面のようですが
実際は起伏に合わせて階段状になっています。
王様の沐浴場や玉座も残っていて、
束の間とはいえ、往時の栄華を感じられる場所でした。


帰りはライオンのテラスまでは
往路と同じ階段を通っていきますが、
そこから先は階段と急な坂道を下っていき、
意外とあっけなく麓まで降りることができました。

最後にもう一度、下からシーギリヤロックを見上げた後は
コロンボへと帰ります。
途中、ガイドさんと運転手さんに誘われて
ローカルなカフェで紅茶をごちそうしていただきました。

渋滞に巻き込まれながらも、コロンボへは19時30分に帰着。
12時間半の日帰り旅はなかなか大変でしたが、
スリランカに来たからには絶対に外せない!ということで
無理をしてでも行った甲斐がありました。

2018/09/23

スリランカの旅(ゴール編)

今年の夏休みは世界遺産と癒しを求めて
インドの南東に浮かぶ
まるでティアドロップの形のような島国
スリランカを旅してきました。

日本からは直行便も飛んでいますが
短い休暇を有効に活かすため
深夜便でシンガポールに移動した後、
朝、コロンボへ向かうスリランカ航空を利用しました。

これまでビジネスクラスを利用したことはありますが
全て特典航空券かアップグレード。
今回は料金が手頃だったこともあって、
初めて自腹でのビジネスクラスでした。


インド洋を越えて3時間50分、
コロンボのバンダラナイケ空港に無事着陸し、
入国審査官を選び放題のイミグレーションを抜けると
あっさり到着ゲートへ辿り着いてしまいました。

ここからゴールにあるアマンガラへ移動するため
事前に車を手配していただいていたのですが、
あまりに早く出てきたせいか
お迎えのスタッフさんがいなくて焦る場面も。


その後、無事にスタッフさんと合流し
専用の送迎車に乗り込むこと2時間、
インド洋にせり出すように造られた
ゴール旧市街にあるアマンガラに到着しました。

リゾートの中をバトラーさんに案内していただき
自室で荷物をほどいた後は
アフタヌーンティを楽しみながら
早速、癒しの時間を堪能。


少し日差しが和らいできたところで
いよいよ世界遺産の街歩き。
岬全体をぐるりと要塞で囲まれた街は
何ともノスタルジックな空気に満たされています。

その立地上、重要な貿易拠点として
ポルトガル、オランダ、イギリスに統治され
スリランカの文化と西洋の文化が混ざり合った
独特な景観が今も残っているからかもしれません。


アマンガラの面した通りはチャーチストリートと呼ばれ、
すぐ隣にはオランダ教会、
その先にはイギリス系の諸聖人教会と
その名のとおり、壮麗な教会が立ち並んでいます。

もちろんここはスリランカなので
白亜の仏塔を持つ仏教寺院もありますし、
ゴールにはムスリムが多く住んでいるらしく
立派なモスクも共存しています。


この要塞の中へ入るには2つの門があって
大きなロータリーを備えたメインゲートと
その脇道を進んだ先、東インド会社の紋章を掲げた
ひっそりとしたオールドゲートがあります。

オールドゲートを抜けると大きな広場があり、
今はショッピングモールとして再生した
オランダ軍人病院の建物の裏手に出ると
インド洋を一望する灯台が現れます。


灯台の足元には小さいながらも
林の中に隠れるように美しいビーチが広がり
地元の人が水遊びを楽しんでいる
微笑ましい風景も。

要塞は直線状に伸びていて
その要所要所に砲台を据えた砦が築かれ
そこからまた角度を変えて
最終的に一周できるようになっています。


要塞の中にある街は基本的に碁盤の目状ですが
起伏に合わせて坂道があったり
クランク上の路地もあったりと
迷路に迷い込んだような造り。

通りにはカフェやレストラン、
スリランカらしく宝石を扱う商店や
雑貨店、ギャラリーが軒を連ねていますが
地元の人向けのお店はあまりないような印象でした。


ゴールの街で一番驚いたのは翌朝。
アマンガラで朝食を食べようと
7時頃にダイニングへ向かうと
街が喧騒に包まれているではないですか。

実は、アマンガラの近くに小学校があって、
そこに通う生徒さんたちの通学ラッシュで
ひっきりなしにスクールバスや自家用車が横付けされて
代わる代わる子どもたちを下ろしていくのです。


スリランカの学校は7時半始業で
7時すぎはちょうど混み合う時間のよう。
みんなお揃いの白い制服に身を包み
続々と学校へ足早に向かう姿は壮観です。

とはいえ、その時間以外は車も少なく
静かでゆったりとした時間が流れていて、
トゥクトゥクの運転手さん以外は
観光客相手にガツガツしてるような感じもありません。

セピア色の写真そのままのような
様々な文化が融合して生み出された街並みを
まるでタイムスリップしたかのように
マイペースで巡ることが出来る素敵な場所でした。

2018/09/16

朝食@パークハイアット東京

先日更新しましたパークハイアット東京の
ホテルレポートに続いて、
意外なことにこのブログでは初めてとなる
朝食についてご紹介させていただきます。

パークハイアット東京での朝食は
レセプションへ向かうロビー階の長い廊下の途中、
ポートレートの飾られた高い天井が目を引く
ジランドールでいただくことが出来ます。


朝6時30分の営業開始と同時に伺うと
中央のホールを抜けた一段高い場所、
新宿の高層ビル群が視界に広がる
東向きの窓側の席へ通していただきました。

他にも個室としても使える
ガラスで仕切られたスペースもあったり
プライベートな空間が確保できるボックス席もあるので
好みに合わせて選ぶことが出来ます。


朝食のメニューは別途卵料理が追加できる
通常のフルブレックファストに
和食と健康志向の2種類のセットメニューと
アラカルトが用意されています。

中央のホールと窓側の席との間に
設置されたテーブルの上には
なかなか見かけないパッションフルーツや
鉄鍋で提供されるホットミールが並んでいました。


かくいう自分はランチの時間に
アフタヌーンティが控えていることと
卵料理が食べられないので
アラカルトメニューからフレンチトーストをいただきました。

色んな場所でフレンチトーストを食べていますが
ジランドールのものは厚みのあるパンが使われ、
周りにまとった卵の味が少し強めで(個人的にはそれが辛かったのですが・・・)
中までしっかり味の染みたフワフワの食感が楽しめます。


また付け添えにメープルシロップと
バニラの効いたホイップクリーム、
ブルーベリーのコンポートが付いてくるので
好みの味にアレンジできるのも嬉しいところ。

この日は生憎の曇天模様でしたが、
41階から新宿の街を見下ろしていただく朝食は格別。
優雅な雰囲気の外国人ゲストに紛れて
非日常空間を存分に楽しめること請け合いです。

2018/09/02

ポルトガルの旅(シントラ編)

リスボンで2泊する間に
一度は行きたいと思っていた世界遺産、シントラの街と
ユーラシア大陸最西端のロカ岬を目指して
日帰りのショートトリップを楽しんできました。


出発はリスボン到着日にロッカーが満杯だったロシオ駅。
ここで電車の往復チケットとシントラ市内のバスや
ロカ岬へのバスが乗り降り自由となる
シントラ周遊パス(Bihete Train & Bus)を購入します。

ロカ岬へ向かうバスはシントラとカスカイスの
2つの街を結ぶ路線の途中にあるため
シントラへ戻らなくても、カスカイスからリスボンへ帰れるので
効率よく観光できるのがポイント。



ロシオ駅からシントラ駅までは電車に揺られること40分ほど。
終着駅のシントラは駅舎も小ぢんまりとしていてローカルな雰囲気。
駅舎を出て右側に進んだ場所にあるバス停から
シントラの見どころを結ぶ434番のバスに乗ります。

駅より先はアップダウンの続く山道を
右へ左へカーブしながら進んでいくので結構ハード。
最初にムーアの城跡に立ち寄りますが、
自分はパスして次のペーナ宮殿へ。


この日は土曜日で天気も快晴だったので
開場前にも関わらず、ペーナ宮殿のチケット売り場にはすでに行列が。
15分ほど並んで、チケットを入手した後は
宮殿へ向かって長い坂道をひたすら登っていきます(有料バスあり)。

イスラム建築の美しいゲートを抜けて、
優美なトンネル状のアプローチを進んでいくと
目の前にはビビットカラーに彩られた
物語に出てきそうな壮麗な宮殿が目の前に。


宮殿自体がすでに山上に建っているので
入口に立った時点で眺めは抜群です。
付近には見張り台のような小さな塔があって、
誰でも自由に登れるので、格好の撮影スポットになっています。

迷路のような宮殿の中を進んでいくと
その途中で見晴らしのいいテラスに辿り着くのですが、
こちらは何も視界を遮るものはなく
シントラの街だけでなく、大西洋まで望むことができます。


存分にペーナ宮殿を楽しんだ後は
再びバス停まで戻って、次の目的地レガレイラ宮殿へ。
ひとまずセントロのバス停で降りて、
そこからは整備された道路を歩いて15分ほど。

こちらは宮殿そのものよりも
周りに築かれた様々なアトラクションが見どころで
まるで異世界へと伸びるようなイニシエーションの井戸と
その下へ続く螺旋階段が代名詞的な存在となっています。



本当に照明設備がないので、手持ちの灯りがないと
どこへ進んでいいのかわからないほど。
手探りで水の音が聞こえる方へ進んでいくと
やがて森の中に流れ落ちる滝の裏側に辿り着きます。

滝の表側に行くためには
少々スリリングな飛び石があったり、
斜めに伸びる橋が架けられていたりして
非日常的な空間を楽しめる仕掛けも満載。



宮殿の広い敷地内には
美しいステンドグラスが印象的なチャペルも備え、
独創的な外観の宮殿を囲む庭園に咲く
色鮮やかな花々も印象的でした。

レガレイラ宮殿を後にして、
セントロのバス停から一旦シントラ駅へ戻り、
駅の近くにある可愛らしい雰囲気のカフェサウダーデで
サンドイッチと地元の名物スイーツ、ケイジャーダのランチ。


ランチでお腹を満たした後は、駅舎の西側にあるバス停から
403番のバスに乗って、いよいよロカ岬を目指します。
こちらのバスは30分間隔で運行しているので、
次のバスを待つ間にロカ岬の観光が楽しめます。

バスが幹線道路を離れて、坂道を下り始めると
目の前にはエメラルドグリーンの大西洋と
赤い屋根の灯台が見えて来ます。
ここがヨーロッパ最果ての地、ロカ岬です。


ロカ岬の灯台の周りは緑が生い茂り
エメラルドグリーンとのコントラストも絶妙。
柵の中に入ってはいけないと書かれているのですが、
草原の中を歩いている人の姿も・・・。

一見、なだらかな丘のように見えますが
横から見てみると、草原の先は断崖絶壁。
陸地が途絶え、目の前に広がるのは果てしない海・・・。
まさに世界の果てを体感することが出来ます。


岬の突端にある十字架を高く掲げた標柱で
記念撮影をするのはどこの国も一緒のようで、
この日も沢山の観光客が来ていましたが、
タイミングを計って無事に撮影。

ちなみに、ロカ岬の観光案内所では、
ユーラシア大陸の最西端到達証明書を発行しています。
10ユーロしますが、独特な字体で名前を書いてくれるので、
思いの外、いい記念になりました。


ロカ岬からはシントラを30分後に出発した
後続のバスに乗って、カスカイスへ。
シントラからは40分くらいかかりましたが
カスカイスへは30分ほどの道程でした。

リスボンのカイス・ド・ソドレ駅と
カスカイス駅を結ぶ丸みを帯びた可愛らしい電車は
大西洋とテージョ川に沿って快調に進み、
最終的には満員状態でリスボンへ到着。


朝8時すぎに出発して、15時半には戻って来れる
シントラ周遊のショートトリップ。
世界遺産と大陸最西端が電車とバスで気軽に楽しめるので
リスボンへ行かれる際は、ぜひ足を運んでみてください!

2018/08/26

ポルトガルの旅(リスボン編)

ポルトで1泊した翌日は首都のリスボンへ。
ホテルのすぐ隣にあるサン・ベント駅で
美しいアズレージョを見学した後、
一駅先のカンパーニャ駅から特急列車で向かいます。


リスボンの北の玄関口、サンタ・アポロニア駅には
定刻よりも少し遅れましたが、2時間40分ほどで到着。
まずはさておきリスボアカードを手に入れようと
駅構内にある観光案内所へ。

ところが、事前に調べていた情報では
13時まで営業しているはずの観光案内所が
7時半~9時半までの2時間しか営業していないことが発覚・・・。
この時点で自分のスケジュールが崩れてしまうことに。


ちなみにリスボアカードは、選択した期間中の
公共交通機関が無料で利用できるだけでなく、
世界遺産のジェロニモス修道院やベレンの塔にも
入場できるリスボン観光必携の便利なカードです。

本来であればここでカードを入手した後、
ロシオ駅へ移動して、荷物をロッカーに預ける予定だったので
ひとまず地下鉄の1回券を購入して、ロシオ駅へ移動したのですが、
お目当てのロッカーは何と満杯・・・。

ロシオ駅にある観光案内所の場所を
事前に調べていなかったこともあり、
もう一度1回券を購入して
一度ホテルに荷物を預けてから出かけることにしました。

ホテルでやっと身軽になった後、
再び地下鉄でコメルシオ広場に向かい
その一角にあるリスボアストーリーセンターという場所で
ようやくリスボアカードを購入することが出来ました・・・。


気を取り直して、市内でも少し遠い場所にある
ジェロニモス修道院とベレンの塔を目指して
ちょうどやって来た15番のトラムに意気揚々と乗り込んだのですが、
これがまた思いっきり反対方向のトラムという失態。

結局、ベレンの塔に到着したのは
予定していたよりも1時間以上遅い15時近くでした。
しかも平日にも関わらず、見学待ちの長い行列が出来ていて
中に入れたのはそれからさらに1時間後のこと・・・。


入場制限がかけられていたのか、
中にいた人が一旦、リセットされた状態だったので
眺めのいいテラスや屋上も人気が少なく
写真を撮る分にはいいタイミングだったかも?

そこからテージョ川沿いを東に向かって歩いていくと
次の目的地、発見のモニュメントがすぐに見えてくるのですが、
一旦、ヨットハーバーを迂回しないと辿り着けないので
意外と歩く距離があります。


海洋王国だったポルトガルを象徴する発見のモニュメントには
エンリケ航海王子を先頭にバスコ・ダ・ガマや
フランシスコ・ザビエルの姿も刻まれていて、
想像しているよりも巨大で見応えがありました。

次の目的地、ジェロニモス修道院へは
北側にある地下道をくぐると、比較的すぐに移動できます。
来るときにトラムで見たときは長蛇の列が出来ていましたが、
自分が着いたときには10分もかからず入場することが出来ました。


中庭を囲むように張り巡らされた回廊に沿って
修道院の礼拝堂などが残されていて
神聖な祈りの場であったことを今もなお感じさせる
静かで壮麗な空間が広がっています。

この日は天気が良く、日差しも強かったので
回廊を支える優美なデザインのアーチが
真っ白な床面にくっきりと影を刻んでいて
幻想的な空間を創り出していたのが、特に印象的でした。


ジェロニモス修道院を後に
再びトラムに乗り込んで、リスボンの市街地へ戻り
カイス・ド・ソドレ駅でトラムを降りて
向かった先はリスボン名物のひとつ、ケーブルカーのビッカ線。

麓側の駅は例にもれず観光客でごった返していたので
乗ることは早々にあきらめて
ケーブルカーの通る長い坂道をひたすら登り
途中、すれ違う姿をカメラに収めながら終点まで移動することに。


頂上側の駅からはケーブルカーはもちろん
狭い路地の風景と坂の下に広がるテージョ川が見られるので
撮影するには絶好のロケーション。
そして乗車待ちの列もないので、すぐに乗れる穴場スポットでもあります。

続いて向かったのはサン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台。
商店が軒を連ねる賑やかな通りを抜けて
坂道を登っては下りる道程は、
ちょっとしたハイキングのような様相。


途中、フランシスコ・ザビエルゆかりの教会で
天正遣欧少年使節団が宿舎として利用したという
サン・ロッケ教会の中を見学出来たのですが、
日本人にとっては歴史に思いを馳せる感慨深い空間かもしれません。

目的のサン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台も
実は日本人に馴染み深い場所。
消臭力のCMでミゲル君が歌っていた場所といえば
誰もが思い出すのではないでしょうか?


ところが何とテラス部分が工事中で
手前の公園までしか立ち入れず・・・。
とはいえ高台から望むリスボンの街並みは美しく
パノラマを満喫することは出来ました。

この日の観光はここまででしたが、
予定していた観光が終わらなかったので、
最終日の朝、まだ人出が少ない時間に
リスボンで一番古い街並みが残るアルファマ地区を散策。


リスボンの大聖堂の脇をすり抜けて
辿り着いたサンタ・ルチア展望台は貸し切り状態。
昔ながらの街並みと朝日に輝くテージョ川を堪能した後は
階段を下りて、迷路のような街へ。

入り組んだ路地を地図も見ずに勘だけで歩きながら
地元の人に愛される小さなパン屋さんを見つけたり、
生活感のある下町風情を満喫して
ポルトガルの旅を締めくくりました。


想定外のトラブルで思わぬ時間を取られてしまいましたが
これも旅の思い出のスパイスなのかもしれません。
とはいえ、せっかくのリスボン観光を満喫できるよう
観光案内所の場所と営業時間について、事前にチェックするのをお忘れなく!

<公式サイト>
リスボンツーリストオフィス