2019/08/18

中国の旅(麗江編)

今回、約10年ぶりの中国訪問でしたが
長年ずっと行ってみたいと思っていて
なかなか叶わずにいた
雲南省の古都、麗江にようやく行くことが出来ました。

麗江へは日本からの直行便はないため
自分は前日の夜に上海入りして
虹橋空港近くのハイアットハウスで仮眠を取り
翌日の朝イチの便で麗江へ向かいました。
(この辺りについては前回のブログをご覧ください)


初日は旧市街の古城地区にある
アマンダヤンに宿泊するため
事前にリゾートで車を手配していただき
空港から40分ほどでスムーズに移動。

当初はタクシーでもいいかと思っていたものの
リゾートに入る手前にセキュリティチェックがあり
タクシーの乗り入れが制限されているとのことでしたので
行かれる際は事前に確認された方がいいかと思います。


麗江は6月~9月が雨季に当たるため
空港到着時も雨が降っていましたが
リゾートに到着する頃には幸い雨が止んでくれたので
部屋に荷物を置いた後はさっそく観光へと向かいました。

麗江観光の目玉のひとつとなるのが
世界遺産にも指定されている旧市街の古城地区。
この地で今も伝統を守りながら暮らすナシ族の築いた街で
一面を瓦屋根で覆われた風景が旅情をかき立てます。


アマンダヤンはこの古城地区の西側にある
小高い獅子山の一角に位置しているので
風情のある石畳の坂道や細い階段を辿っていけば
比較的簡単にアクセスすることが出来ます。

まず最初に向かったのは古城の中心にある四方街。
土産物店や商店が軒を連ねる広場からは
名前の通り四方に道が伸びていて
近くを流れる水路には古い石橋も架かってます。


ここから南東方向に伸びる道を進んでいくと
右手に官門口という石造りの門が現れるので
そこをくぐって真っ直ぐ歩いて行くと
ナシ族の首長であった木氏の官邸、木府に辿り着きます。

住居がひしめきあう古城地区の中にありながら
ここだけは別次元の敷地面積があり、
立派な建物が奥へ奥へと連なる様は
北京の紫禁城を彷彿とさせる雰囲気です。


フォトジェニックな回廊を進んでいくと
獅子山に向かって次第に標高も上がり
息を切らしながら階段を登っていくと(麗江の標高は約2,400m)
獅子山の山頂に聳える万古楼が見えてきます。

街の至る所から見ることの出来る
5階建ての立派な楼閣に登ってみると
木府や麗江古城は元より、外側に広がる新市街や
盆地全体を見渡せるので、とても壮観です。


万古楼を後にして、東側の門を出ると
石段と坂道が続く道の両側に
土産物店や眺望自慢のカフェが軒を連ねる賑やかなエリアがあり
坂道を下っていくと四方街に戻ることが出来ます。

ここからは北側に伸びるメインストリート(東大街)と
水路沿いの路地を行ったり来たりしながら
古城と新市街の境界となっている玉河広場を通り抜けて
さらに北へと川沿いの道を進んでいきます。


しばらく進むと現れる黒龍潭公園は
旧市街の北の外れに位置していて
大きな池の中や周囲に建物が点在している
風光明媚な観光スポット。

晴れていることはあっても夏場は雲に覆われていて
街のシンボル、玉龍雪山の姿を見ることは出来ませんでしたが
本来であれば玉龍雪山を背景にした
絶景が楽しめる場所となっています。


古城の中の道は細く、石畳ということもあり
自動車は乗り入れることが出来ません。
なので、今でも荷物を運ぶ手段として
リヤカー付きの自転車が活用されています。

瓦屋根の軒先が続く街並みも相まって
日本人にとってどこか懐かしい雰囲気の街は
地元の人たちものんびりしていて
慌ただしさとは無縁の世界でした。


また、街を散策していてよく目にしたのが
壁面や看板に書かれているトンパ文字。
ナシ族独自の可愛らしい象形文字で
トンパ文字のノートなどはお土産にしてもいいかもしれません。

古城地区は夜になるとライトアップされるので
夜景も楽しむことが出来ます。
アマンダヤンの一角にある文昌宮の下にも展望台があり
夜も多くの観光客で賑わっていました。


夜間の場合、極端に人気のない路地は
避けた方がいいとは思いますが
麗江は街全体の治安もよく、穏やかな雰囲気で
歩き回るのに不安は感じませんでした。

ただし、観光客の多くは中国国内からの人で
欧米系の人たちを見かけることは少なく、
そのせいなのか、街中ではほとんど英語が通じません・・・ので
訪問される際はご注意ください。

2019/08/12

中国旅行メモ(浦東空港→虹橋空港移動編)

夏休みに滞在した中国の麗江へ向かう際、
上海を経由したことはすでに触れましたが
上海には東京の成田・羽田のように2つの空港があり、
今回は浦東空港から虹橋空港に移動する必要がありました。

羽田を18時30分に出る便で浦東空港に到着した後、
虹橋空港から翌朝7時25分に出発する国内線を予約していたので
前泊するホテルは虹橋空港から徒歩圏内にある
ハイアットハウスを予約していました。


浦東空港から虹橋空港の間は地下鉄2号線が走っていますが
意外と時間がかかるようだったので
今回は虹橋空港を経由して、ホテルにより近い虹橋駅まで行ける
直通のリムジンバスを利用しました。

飛行機が駐機場に着くまでの道程が長く、
自動指紋採取機?を通った後、再び入国審査で指紋を取られ
結局セキュリティエリアを出るまでに30分ほどかかり、
リムジンバスに乗り込んだのは21時25分頃。


ANA便が到着する第2ターミナルだと
混んでいてバスに乗れない可能性もあるということで
第1ターミナルまで移動しましたが、
この時間帯はほとんど乗客もなく、とても空いていました。

バスが動き出すと、前方に座っていた車掌さんが
運賃(34元)を回収しに来るのですが
小銭がないので100元札を渡すと
予めセットされた65元分のお札と1元コインをくれました。


心配していた渋滞らしき渋滞もなく、
小雨がパラついているのが気になったものの
虹橋空港を経由して虹橋駅へ到着したのは
ほぼ1時間後の22時30分。

バスが到着して、ドアが開くと同時に
荷物を取ろうとする僕の周りに
ホテルの客引きと思しき方々が集まってきて
いきなり面食らったのも束の間・・・。

ここで想定外の自体が発生しました・・・。
虹橋駅に到着したら駅の構内を抜けて(線路を越えて)
駅の西側にある市街地の方に出るつもりだったのですが
肝心の虹橋駅が21時30分で営業終了してしまっていたのです!
(主要な駅がそんな早くに閉まるとは思わず、調べもしませんでした)

自動券売機の明かりだけが点いた薄暗いターミナルは
バスや車が一方通行で乗り付けられるようになっていて
道路に沿って人が通り抜けることは出来ず、
駅以外につながるような通路も見当たりませんでした。

仕方なくタクシーを捕まえようと、人がいるところまで戻り、
ちょうど無線らしき端末を持ったおじさんがいたので
ホテルに行きたいことを話すと、
普通のお兄さんが運転するワゴン車に案内されました。

・・・これっていわゆる白タクでは・・・?
70元(約1,050円)でいいよと言われ
距離なんて1kmもないのに、すごいボッタクリ価格だと思いつつ
もう夜も遅いので、背に腹は代えられず渋々乗車。

誰も英語は話せないので
もうすっかり疎くなった中国語で対応しつつ
車中ではお兄さんが携帯のアプリで翻訳してくれたので
無事にホテルまで送り届けてもらえました。

ところが僕が70元を持っていなかったので
100元札を見せると、「お釣りがない」と困り顔。
慌ててホテルのフロントで両替をしてもらって
何とか支払いを済ませ、お別れしました(お兄さん自体はいい人でした)。


翌朝は空港まで歩いて行きましたが、
駅までは徒歩で5分程度(車より歩いた方が早いです)。
朝は5時すぎから開いている(!)らしく
駅を通って空港まで無事に移動することが出来ました。

冷静になって考えれば、空港と直結していて
バスでの移動時間もほんの1~2分だったので、
空港まで歩いて戻れば、建物の中に入ることも出来たし
地下鉄に乗って1駅分移動すれば良かったのかも・・・と。


ちなみに駅と空港は地下で結ばれていて
先が見えないほど長い通路が伸びています。
さらに帰国後に調べた結果、例え虹橋駅が開いていたとしても、
バスが到着するのは高速鉄道のコンコースで、地下鉄に乗るのは難しそうでした。

ということで、もし21時以降に浦東空港を出て
虹橋駅(の西側)周辺への移動を考えている場合は
駅まで行かずに、ひとつ手前の空港で降りるか
最初から地下鉄で移動してしまうのがいい(かつ安い)と思います。

中国到着早々から手痛い洗礼を受けましたが
お陰で外国にいるという緊張感が得られました(強がり)。
今回は幸い悪い人ではなかったからよかったものの
今後は充分に注意(と念入りに下調べを)したいと思います。

2019/08/11

朝食@マンダリンオリエンタル浦東上海

旅の目的地・麗江へは日本からの直行便がないので
往復ともに上海経由でした。
せっかく上海へ行くなら1泊は泊まっていきたい・・・ということで
最後はマンダリンオリエンタルに滞在してきました。

超高層ビルが立ち並ぶ浦東新区にあり
地下鉄2号線の陸家嘴(リウジアズイ)駅から
ビルの間をすり抜けるように歩くこと10分ほどの
黄浦江の畔に建っています。


麗江からの出発が2時間遅れたため
ホテルに到着したのは16時近く。
クラブラウンジでチェックインする際に
到着が遅かったことを心配してくれていました。

それだけでなく、自分が他の場所でも
マンダリンオリエンタルを利用していることを把握されていて
どこからともなく現れた客室責任者の方が
わざわざご挨拶に来てくださいました。


今回はクラブフロアでの宿泊だったので
前述のチェックイン・アウトはもちろんのこと
朝食、カクテルアワーなどの飲食サービスは
2階にある広々としたクラブラウンジで。

朝食はブッフェスタイルで6時半から営業しています。
エレベーターを降りると、ラウンジの左手に
ダイニング専用エリアが用意されていて
ゆっくり食事を摂ることの出来る雰囲気です。


自分は利用しませんでしたが
小さなオープンキッチンも兼ね備えているので、
専属シェフがその場で麺料理を作ってくれるようでした。
(カクテルアワーには水餃子を作ってくれます)

どちらかというと点心、焼きそば、炒飯などの
中華系のメニューが多い印象ですが
パン、フルーツ、野菜類もしっかり用意されていて
クラブラウンジのメニューとしては充分。


スタッフの接客はつかず離れずで
適当に放っておいてくれますが
空いたお皿はすぐに片づけてくれるので
ちゃんと目が行き届いていることはわかりました。

その占有面積の広さと静かな雰囲気は
自分が今まで利用したクラブラウンジの中でも
かなりの上位にランクインする居心地の良さ。
上海ではまたこのホテルを利用したいと思います。

2019/08/04

朝食@ジンマオホテル麗江

古城地区のアマンダヤンに滞在した後は
整然と区画が整備された
新市街の北部に広大な敷地を有する
ジンマオホテル麗江へと移動しました。

旧市街からは6kmほど離れた場所ですが、
アマンダヤンからタクシーで15分程度、
料金も25元(約380円)と非常にリーズナブルに
移動することが出来ました。


ジンマオ(金茂)ホテルは開業以来、
グランドハイアットとして営業していましたが
同じハイアット系列のアンバウンドコレクションに
リブランドされているため、少し耳馴染みがないかもしれません。

グランドハイアット上海の入居しているビルが
金茂大厦であることからもわかる通り
同じ金茂グループが経営しているホテルで
敷地には大きなショッピングモールも併設されていました。


予約した部屋はクラブラウンジアクセス付きの
スタンダードスイートだったので
クラブラウンジを随時利用するつもりでしたが
改装期間が長引いていて、利用することは叶わず・・・。

朝食会場も必然的にクラブラウンジではなく
レイクサイドレストランでいただくことになったのですが
名前の通り、リゾートの中央に位置する
大きな池を望む中国らしい中庭を持つダイニングでした。


ディナーブッフェでも利用したのですが
館内は元々3つのエリアに分かれていて
中国らしい内装のエリアとグリル料理を提供するエリアを
一体的に使用しているようです。

点心や地元の料理が並ぶエリア、
パンやフルーツ、サラダが並ぶエリア、
温かい料理が提供されるオープンキッチンというように
内容ごとに足を運ぶ場所が異なります。


また朝6時30分からの営業にも関わらず
実際には朝早くから中国人ゲストが多数待機しているせいか
6時10分くらいにはすでに営業開始しているのですが、
館内はゲストとスタッフが交錯してカオス状態となっています。

料理も準備が間に合っていないため
全部が揃っていなかったり
料理名の札が立てられていなかったりするものの
中国人ゲストがお構いなしに料理を皿に取っていく姿に圧倒されました。


本来ならばスタッフが用意してくれるであろう
コーヒーや紅茶などの飲み物も
オーダーを取りに来る余裕などないので
自分で何とかするしかない状況でした。

そんな中、唯一の救いだったのは
リーダー的な役割と思しき女性スタッフが
ディナーを含めて3回とも居合わせてくれたので
顔と部屋番号を覚えていて、とても感じよく対応してくれたこと。

せっかくのロケーションと雰囲気のある内装で
品のある空間ではあったので
遅い時間であれば、もっとゆっくりできたのかもしれません・・・。
急いでない限りは、早朝の時間帯はくれぐれもご注意ください。

2019/07/28

朝食@アマンダヤン

少し早めの夏休みを取って
今回は長年いつか行ってみたいと思っていた
中国の雲南省にある古都で
旧市街が世界遺産に指定されている麗江を旅してきました。

訪れた時期はちょうど雨期にあたり
空港へ到着した時も雨が降っていましたが
ずっと降り続いている訳ではないようで、
滞在中は雨に濡れることなく、街歩きを楽しむことが出来ました。


麗江初日は、旧市街である古城地区の
西側に広がる獅子山の中腹にあり
世界遺産の街並みを眼下に見ることが出来る
アマンダヤンに滞在してきました。

アマンダヤンには3つの飲食施設があり
現地の少数民族・ナシ族の味が楽しめる縵逸軒、
広いテラスからの眺望が魅力のティーハウス、
ロビー棟にある静かなラウンジに分かれています。


朝食はレセプションと空間を共有するラウンジで
毎朝7時からいただくことができ
アマンのプロパティにしては珍しく
朝食が宿泊料金に含まれています。

メニューは中国式とアメリカンの
予め決められたセットメニューと
アラカルトの中から選ぶスタイルで
少しメニューが見づらい印象を受けました。


前日の夜に縵逸軒で地元の料理をいただいたこともあり
朝はアメリカンのセットメニューにしたのですが
卵は食べられないため、卵抜きでお願いしたところ
なぜか黄身のない白身の目玉焼き?が・・・。

卵料理以外には自分でチョイスできる
焼き立てのパンの盛り合わせや
フルーツプレート、ミューズリーが付いてきて
一瞬ここが中国であることを忘れそうになります。


特筆すべきは部屋にも用意されているプーアール茶。
さすがに本場の雲南省だけあって絶品です!
朝食時にもオーダーすることが出来るので
中国らしさを感じるアクセントになるのではないでしょうか?

スタッフの方は黙々と仕事をしていますが
サービスとしては少し物足りなかったり
ぎこちない面が垣間見えたので、
これからのレベルアップに期待したいところです。

2019/06/23

フランスの旅(エッフェル塔編)

パリ滞在3日目は、パークハイアットから
凱旋門に程近いペニンシュラへとホテル移動。
日曜日の朝ということで、街はとても静か。
オペラ座周辺も日中とは違う表情を見せていました。


凱旋門から放射状に南側へと伸びる
クレベール通りを南下すると
すぐに立派な外観のホテルが見えてきますが
エントランスは路地を左に入った場所にありますのでご注意を。

自分はそのままエッフェル塔へ向かう予定だったので
ひとまず荷物だけ預かってもらうつもりでしたが
朝8時30分すぎにも関わらず、部屋の準備が出来ているということで、
チェックインさせていただきました。


ホテルを後にして、再び地下鉄6号線に乗り込み
2駅目のトロカデロ駅の改札を出て、
エッフェル塔の表示に沿って出口へ向かっていくと
シャイヨー宮の広場の向こうに聳え立つエッフェル塔の姿が!

パリに来るのは3回目ですが、
これまでエッフェル塔の姿を遠目でしか見たことがなく
今回、満を持して(事前に予約もして)の
初エッフェル塔訪問ということで、感慨もひとしお。


9時の時点で、そこにはすでに大勢の観光客が集まり
思い思いに写真撮影を楽しむ姿が。
朝の時間帯は逆光になってしまうのですが、
自分もここで結構な時間を撮影に費やしてしまいました。

シャイヨー宮からは正面の噴水を挟んだ
シンメトリーな階段と緩やかな坂道を下っていき、
セーヌ川に架かる橋を渡ると
エッフェル塔の姿も一際大きくなってきます。


ただし、エッフェル塔の周囲は壁で仕切られていて
そのまま足元まで行くことは出来ず、
一旦、壁に沿って塔の左右に回り込む形で
2箇所あるエントランスから入場する必要があります。

当日は朝の天気が快晴で、日曜日ということもあり
入場のための列も伸びていました。
事前に予約しているゲスト専用の列は短めでしたが
それでも入場するには少し時間がかかりました。


エッフェル塔の真下に到着した後、
今度は塔に登るエレベーター前の行列がありますが、
こちらは予約時間に合わせた待機列があって、
割とスムーズにエレベーターに乗ることが出来ました。

2階建ての斜行エレベーターは鉄骨の角度に合わせて
最初は上下階のずれの差が大きく、
上に登るにつれて、その差が縮まっていく仕組みで
当時の技術のすごさを感じさせられるポイントです。


第2展望台へ到着すると、そこはすでに足もすくむ高さ。
チケットによってはここまでしか登れませんが
自分はさらに上の第3展望台(サミット)を目指すべく
塔の中央付近にある専用エレベーターに乗り込みます。

エレベーターを降りた屋内の展望台から
さらに階段を登っていった先に
高さ276mを誇るオープンエアの展望台があり、
パリ市街を見渡す360度の大パノラマが広がっています。


朝ほどの快晴ではありませんでしたが、
日差しもあり、見通しは良かったので
パリを代表するランドマークを視認することが出来ました。
想定外に風が冷たかったので長居は出来ませんでしたが・・・(苦笑)。

エッフェル塔を降りた後は、来た方とは逆にある
シャンドマルス公園の広い芝生の中を東へ向かいます。
こちらも写真撮影する観光客と
それ目当ての土産物売りのお兄さんたちでごった返していました。


なぜ東へ向かったかというと、
エッフェル塔の全景を撮影したかったのはもちろんですが
公園の東端にある平和の壁という
世界各国の文字で「平和」と書かれたモニュメントに行きたかったのです。

以前、そこから撮ったエッフェル塔の写真を見たことがあって、
自分もこのアングルで写真を撮りたい!と
ずっと思い願っていた場所だったので
今回、ようやくその念願を叶えることが出来ました。


平和の壁と通りを挟んだ反対側には
旧陸軍士官学校(エコールミリテール)の立派な建物があり
すぐ近くに地下鉄のエコールミリテール駅もありますが
自分はそのままさらに東へ歩いていきます。

大きな通りを斜め右方向に曲がり
真っ直ぐに伸びる道を歩いていくと
ほどなくして左手に見えてくる建物は
ナポレオンの棺が安置されているアンヴァリッド。


荘厳な金色のドームを横目に見つつ、
その先の突き当りに見える緑が僕のお目当ての場所。
壁の向こうは、あの「考える人」で有名な彫刻家の作品を集めた、
ロダン美術館の敷地になっています。

ロダン美術館は元々ロダンのアトリエだった
瀟洒な建物がそのまま美術館として利用され、
その周囲には都会の中にあるとは思えない
美しい庭園が広がっています。


上品な佇まいの館内は、ロダンの作品はもちろん
ロダンが集めた絵画も展示されていて、
緑濃い庭園や静かな森の中にも
さりげなく彫像が点在しているという贅沢な空間でした。

上野の国立西洋美術館でもロダンの作品が見られますが
人間の力強さやどことなく哀愁を感じさせる独特な彫像に
若い頃からずっと惹かれていたので
今回やっと本場で見ることが出来て、心が満たされました。


庭園内にはカフェも併設されていて、
出入口となる建物の中にある
ミュージアムショップも充実しているので
機会があればぜひ立ち寄ってみてください。

本来はここからさらにサンジェルマンデプレまで
足を伸ばす予定でしたが、
前日に訪問することが出来たので(歩き疲れたこともあり)
近くにあるヴァレンヌ駅から地下鉄でホテルへ戻ることに。


実はこの地下鉄にも最後のお目当てが。
ホテル近くを走る地下鉄6号線、実は隠れた?絶景路線で
セーヌ川の前後の区間は高架区間を走るため
車窓からエッフェル塔を眺めることが出来るのです!

自分は最後部の車両に乗り込んで
他の方の迷惑にならないように撮影しましたが、
地元の人は当たり前の光景なのか
写真を撮ってるのは自分だけでした(笑)。


その後、ホテル近くの路地でも
エッフェル塔を見ることが出来たのですが
石造りの優雅な建物と鉄塔が絶妙にマッチしていて
パリの街の造形美を感じる、そんな街歩きが楽しめました。

2019/06/19

ホテル開業情報(カハラホテル&リゾート横浜)

会員制リゾートホテルを展開する
リゾートトラストが開発を進めている
カハラホテル&リゾート横浜について
2020年6月17日に開業することが発表されました。

開業日のアナウンスとともに
Web上での予約受付が開始され、
公式ウェブサイトも公開されています。

カハラホテルといえば、
泣く子も黙る(?)ハワイ・オアフ島の名門ホテル。
ワイキキの喧騒から少し離れた
静かなビーチエリアに佇むホテルです。

そのカハラホテルがグローバルに展開していくにあたり
海外1号店となるのが横浜になります。

みなとみらい地区に建設される
ての字のようなカーブを描く斬新なビル内に
146の客室と日・伊の2つのダイニング、
20mプールを備えるスパなどが用意されるとのこと。

ハワイのカハラの雰囲気がどこまで再現されるのか
1年後の開業を楽しみに待ちたいと思います。

<ニュースリリース>
リゾートトラスト株式会社

2019/06/09

フランスの旅(シャルトル編)

ルクセンブルクを後にして
30分遅れのTGVでパリ東駅に到着したのは19時前。
とはいえ5月のヨーロッパは既に日が長いので
明るいうちに(笑)、ホテルに入ることが出来ました。

翌朝、フランスで最初に世界遺産に登録された場所のひとつ
シャルトル大聖堂を訪問するべく
ホテルの撮影も兼ねて早起きしつつ
7時にはホテルを出て、始発のモンパルナス駅へ向かいました。


この日は朝から曇天模様で予報も雨。
ホテルを出るときに傘を貸してもらいましたが
シャルトル滞在中は雨足が強かったため
大きめの傘が大変重宝しました。

モンパルナス駅へ到着した後は、
自動券売機で何とか往復の乗車券を購入し
構内にあるカフェに入って
焼き立てのパンオショコラで朝食を摂りました。


シャルトル行きの電車は2階建て車両だったので
少し早めに乗って、2階の座席を確保。
朝8時過ぎの下り電車でしたが、
たくさんの人が乗っていました。

パリから電車に揺られること1時間強。
シャルトル駅に到着して、駅舎を出ると
前方の左手に目指す大聖堂の尖塔が顔を出しているので
地図を見なくても感覚だけで歩くことが出来ます。


途中、大きな広場に出ると
海外でよく見かける、街の名前のオブジェがあり
晴れていれば絶好の撮影スポットなはずなのですが、
この日は人っ子一人いませんでした・・・。

広場を斜めに横切って、細い坂道を上り
大聖堂のある方に向かって何度か路地を曲がると
目の前に荘厳な聖堂が姿を現します。
ここまで駅から徒歩7~8分ほどでしょうか。


フランス有数の観光スポットだと思いますが
ここまで来ても外を歩いている人は4~5人ほど。
雨に加えて、風が強くとても冷たかったので
自分も外観を撮影した後は足早に聖堂内へ移動しました。

中に入ると、外の雰囲気から想像していたのとは違い
どこから来たのか、結構人がいるのに驚きました。
とはいえ、聖堂内はとても静かで厳かな雰囲気。
その奥行と天井の高さには圧倒されてしまいます。


そしてこの大聖堂の代名詞でもあるのがステンドグラス。
”シャルトルブルー”と称えられる
何とも言えない独特な深みや艶めきのあるブルーと
精緻なデザインに目を奪われます。

どれも高い位置にあるので、
間近で見ることは出来ないのが残念ですが、
どこを切っても絵になる空間が広がっていて
一回りするだけでも時間が必要です。


弧を描く壁面に沿って設けられた礼拝堂や
宙に浮かぶように掲げられた十字架、
中央の祭壇に設置された聖母被昇天像、
外壁に施された彫刻群とどれも素晴らしいものでした。

見学を終えて、聖堂の外へ出ても天候は相変わらず。
街歩きには適さない状況でしたが、
せっかくここまで来たのだし、ということで
旧市街も散策してみました。


聖堂は街のどこからでも見える丘の上に位置しているので
シャルトルの街は起伏に富んでいて
急な坂道や階段がそこかしこにある
とても立体的な街だということがわかります。

丘の麓を流れる川に架かる橋の袂までは
車の乗り入れも限定されているようです。
旧市街の中心には市場や商店街もあり
こちらは雨にも関わらず地元の人たちで賑わっていました。


本当はここでランチをしようと思っていたのですが
念のため日本から持ってきた厚手の上着を羽織っているとはいえ、
お昼の時間帯まで身体が持ちそうにないので、
街歩きは早々にあきらめ、駅へと引き返しました。

駅のカフェで暖を取った後、
シャルトルで折り返す電車に乗ってパリへ戻ると
天気が少し回復してくる気配があったので
本当は翌日向かうつもりだったサンジェルマンデプレへ立ち寄ることに。


これまでパリには2回来ていますが
有名な老舗カフェに立ち寄る時間がなかったため
今回の訪問では絶対に行こうと心に決めていたのが
この場所で1885年から営業しているカフェドフロールでした。

テラス席からして混雑しているのは目に見えていましたが、
意を決してお店に入ると2階席へ案内され、
ちょうど角の席が空いていたので
待つことなく座ることが出来ました。


レトロ感の漂うメニューを見つつも
すでにウェブサイトで下調べして
目星をつけていたクロックムッシュと
コーヒーウィズクリームをオーダー。

しばらくして運ばれてきたクロックムッシュは
想像していたよりもボリューミー。
たっぷり載せられたチーズにはほどよい焦げ目がつき
香りとともに食欲をそそられます。


実はクロックムッシュを初めて食べたのですが
要はハムを挟んだホットサンドに
チーズがかかっているだけ、なのに
それはそれは美味でした(恐らく雰囲気も込みですが)。

遅めのランチでお腹を満たした後は
街の一角にある古いパッサージュ(アーケード)を散策。
石畳の路地はそれほど長くはないのですが、
軒先にかかる古い看板も相まって、レトロな雰囲気が漂っていました。


ホテルへの帰路の途中、時間と体力に余裕があったので、
サントノレ通りをブラブラしていると
ディスプレイが華やかなショコラティエを発見!
お邪魔してみると、何と日本人の店員さんが出迎えてくれました。

ミシェル・クルイゼルは日本未上陸のショコラティエで
今年70周年を迎える老舗だそう。
試食もさせていただき、とても美味しかったので
悩んでいたお土産はこちらで無事に調達させていただきました。


ホテルに戻る頃にはすっかり天気も回復していましたが、
これまでもパリでは必ず雨に降られていて、
初回のノートルダム寺院、2回目のベルサイユ宮殿と
世界遺産を訪問するときは雨が降る、という伝説が誕生する予感(笑)。

とはいえ、雨だったお陰で予定が前倒しできて
老舗カフェにも余裕を持って立ち寄れ、
穴場のショコラティエまで見つけられたので
実は結果オーライだったのかもしれません。