2019/08/12

中国旅行メモ(浦東空港→虹橋空港移動編)

夏休みに滞在した中国の麗江へ向かう際、
上海を経由したことはすでに触れましたが
上海には東京の成田・羽田のように2つの空港があり、
今回は浦東空港から虹橋空港に移動する必要がありました。

羽田を18時30分に出る便で浦東空港に到着した後、
虹橋空港から翌朝7時25分に出発する国内線を予約していたので
前泊するホテルは虹橋空港から徒歩圏内にある
ハイアットハウスを予約していました。


浦東空港から虹橋空港の間は地下鉄2号線が走っていますが
意外と時間がかかるようだったので
今回は虹橋空港を経由して、ホテルにより近い虹橋駅まで行ける
直通のリムジンバスを利用しました。

飛行機が駐機場に着くまでの道程が長く、
自動指紋採取機?を通った後、再び入国審査で指紋を取られ
結局セキュリティエリアを出るまでに30分ほどかかり、
リムジンバスに乗り込んだのは21時25分頃。


ANA便が到着する第2ターミナルだと
混んでいてバスに乗れない可能性もあるということで
第1ターミナルまで移動しましたが、
この時間帯はほとんど乗客もなく、とても空いていました。

バスが動き出すと、前方に座っていた車掌さんが
運賃(34元)を回収しに来るのですが
小銭がないので100元札を渡すと
予めセットされた65元分のお札と1元コインをくれました。


心配していた渋滞らしき渋滞もなく、
小雨がパラついているのが気になったものの
虹橋空港を経由して虹橋駅へ到着したのは
ほぼ1時間後の22時30分。

バスが到着して、ドアが開くと同時に
荷物を取ろうとする僕の周りに
ホテルの客引きと思しき方々が集まってきて
いきなり面食らったのも束の間・・・。

ここで想定外の自体が発生しました・・・。
虹橋駅に到着したら駅の構内を抜けて(線路を越えて)
駅の西側にある市街地の方に出るつもりだったのですが
肝心の虹橋駅が21時30分で営業終了してしまっていたのです!
(主要な駅がそんな早くに閉まるとは思わず、調べもしませんでした)

自動券売機の明かりだけが点いた薄暗いターミナルは
バスや車が一方通行で乗り付けられるようになっていて
道路に沿って人が通り抜けることは出来ず、
駅以外につながるような通路も見当たりませんでした。

仕方なくタクシーを捕まえようと、人がいるところまで戻り、
ちょうど無線らしき端末を持ったおじさんがいたので
ホテルに行きたいことを話すと、
普通のお兄さんが運転するワゴン車に案内されました。

・・・これっていわゆる白タクでは・・・?
70元(約1,050円)でいいよと言われ
距離なんて1kmもないのに、すごいボッタクリ価格だと思いつつ
もう夜も遅いので、背に腹は代えられず渋々乗車。

誰も英語は話せないので
もうすっかり疎くなった中国語で対応しつつ
車中ではお兄さんが携帯のアプリで翻訳してくれたので
無事にホテルまで送り届けてもらえました。

ところが僕が70元を持っていなかったので
100元札を見せると、「お釣りがない」と困り顔。
慌ててホテルのフロントで両替をしてもらって
何とか支払いを済ませ、お別れしました(お兄さん自体はいい人でした)。


翌朝は空港まで歩いて行きましたが、
駅までは徒歩で5分程度(車より歩いた方が早いです)。
朝は5時すぎから開いている(!)らしく
駅を通って空港まで無事に移動することが出来ました。

冷静になって考えれば、空港と直結していて
バスでの移動時間もほんの1~2分だったので、
空港まで歩いて戻れば、建物の中に入ることも出来たし
地下鉄に乗って1駅分移動すれば良かったのかも・・・と。


ちなみに駅と空港は地下で結ばれていて
先が見えないほど長い通路が伸びています。
さらに帰国後に調べた結果、例え虹橋駅が開いていたとしても、
バスが到着するのは高速鉄道のコンコースで、地下鉄に乗るのは難しそうでした。

ということで、もし21時以降に浦東空港を出て
虹橋駅(の西側)周辺への移動を考えている場合は
駅まで行かずに、ひとつ手前の空港で降りるか
最初から地下鉄で移動してしまうのがいい(かつ安い)と思います。

中国到着早々から手痛い洗礼を受けましたが
お陰で外国にいるという緊張感が得られました(強がり)。
今回は幸い悪い人ではなかったからよかったものの
今後は充分に注意(と念入りに下調べを)したいと思います。

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