2020/03/01

南米の旅(ウルグアイ・コロニアデルサクラメント編)

サンティアゴ空港からブエノスアイレスへは
再びエアカナダで移動。
現地の航空会社を利用したかったのですが、
何故かエアカナダが一番安かったのです・・・。

出発手続きのときにビックリしたのが
サンティアゴ空港のカウンターの数!
横一列にどこまでも続くカウンターは
続き番号で100以上もありました。


無事にアンデス山脈を飛び越えて
ブエノスアイレスに着いてからは色々あったのですが
その辺りはまた別の機会に
ご紹介する機会を設けたいと思います。

ブエノスアイレスでは3泊したのですが
到着した翌日は丸1日フリーにしていたので
どこに行こうか迷っていたのですが
せっかくなので隣国のウルグアイまで足を伸ばすことに。


泊まっていたホテルからフェリーターミナルまでは
オフィス街の中を抜けて徒歩10分ほど。
チェックインした後は出国審査を受けるのですが、
隣のカウンターでウルグアイの入国手続きまで済ませられるので便利。

余裕をもって早めに到着したつもりでしたが
待合スペースにはすでに結構な人の姿。
出発の1時間前には、乗船のための長蛇の列が出来ていて
行きは結局窓側の席をキープすることが出来ませんでした。


フェリーは結構大きいので、座席数自体は充分あります。
中央のホールは吹き抜けになっていて、
売店に両替所、そして免税店もあるので
多くの人で賑わっていました。

自分は売店でサンドイッチを購入したのですが
ビニールが全く開けられず、困っていたところ、
斜め後ろにいたお兄さんがナイフを貸してくれて一件落着(感涙)。
お陰で無事にランチにありつけました。


1時間ほどで対岸のコロニアデルサクラメントに到着すると
下船後は何のチェックもなく、あっという間に外へ出られました。
ここから旧市街までは歩いて15分ほど。
石畳の坂道を真っすぐ進めばいいので迷うこともありません。

旧市街の入口にある砦に辿り着くと
どこから出てきたのか、観光客の姿が増え始め
その先にある風情のある街並みのあちらこちらで
思い思いに記念写真を撮る人たちで賑わっていました。


ラプラタ川に突き出すような半島状の街は
ポルトガルによって築かれた貿易港として栄えた場所で
スペインとの領有権争いが度々あったため
両国の建築様式が混在して残っているそうです。

街の中心部が高台になっているため
坂道が多いのも特徴なのですが、
碁盤の目状に道が整備されているので
わかりやすく、地図がなくても感覚で歩けます。


なので高台を散策していると
真っ直ぐ伸びる坂道や並木道の向こうに
雄大なラプラタ川の姿が見えて
カラフルな建物も相まってとてもフォトジェニックです。

そんな街の至る所で見かけたのが
懐かしさを感じるビートルの姿!
これがまた絶妙にレトロな風景に溶け込んでいて
世界遺産の街のアクセントになっていました。


この日はあまり天気は良くなかったものの
途中、晴れ間が広がる時間帯もあって
3時間ほどの短い滞在でしたが
想定していたよりも、街歩きを楽しむことが出来ました。

何と言っても印象的だったのが
南米なのにとても治安がいいところ。
街歩きに緊張感が必要な場所が多い中、
一息つけた感じがしました。


帰りは早めに乗船の列に並んだので
窓側の座席を無事にゲットしましたが、
心地よい揺れに身を任せていたら、寝落ちしてしまい
気づいたらブエノスアイレスに到着していたという始末(汗)。

広大な川を渡って国境を越えるのもなかなか出来ない体験ですし、
出国と入国が簡単に済ませられ、気軽に往来できる雰囲気なので、
ブエノスアイレスを訪れる機会があれば
ぜひコロニアデルサクラメントに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

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