2019/04/28

バンコクの旅(ワットパクナム編)

バンコク滞在2日目の中日は、
比較的涼しい午前中に観光を済ませるべく
朝7時半にはホテルを出て
BTSに乗って移動することに。

目的地は近年、特に日本人観光客が押し寄せている
話題のフォトジェニックスポットで
世界ふしぎ発見!でも取り上げられた
翡翠色に輝く仏塔と美しい天井画のあるワットパクナム寺院。

バンコク中心部からは少し離れていますが
BTSが延伸したことで行きやすくなった地域にあり
タラートプルー駅もしくはウタカート駅が
最寄りの駅となっています。



タラートプルー駅から寺院へは
ソンテウ(乗り合いバス)も出ているそうなのですが
近くにあるワットクンチャン寺院にも立ち寄ってみようと思い
自分は徒歩で向かうことにしました(歩行距離約1.2km)。

ちなみに直線距離的にはウタカート駅の方が
若干近そうな感じですが
実際に歩くルートは少し入り組んでいるため
タラートプルー駅からの方が道はわかりやすいと思います。


BTSを降りて、駅のコンコースに出たら
進行方向(バンワー駅方面)側の改札を出ます。
1番出口の階段を下りるとすぐに交差点が見えるので、
道路の高架をくぐるように左折して、ひたすら北上します。

この辺りは庶民的な住宅街で
道の両脇には昔ながらの商店が並んでいます。
道端ではおばさんたちがおしゃべりしたり
朝ご飯を食べているのんびりした雰囲気が感じられます。


途中で単線の線路を越えるのですが、
列車の本数こそ少ないものの、タイ国鉄の現役線路(のよう)です。
とはいえ線路端に家が建っていたりして
普通に線路を生活道路として利用している様子が伺えました。

線路を越えてしばらくすると大きな道路にぶつかるので、
ここを左折すればワットクンチャンまではあと少し。
途中に信号のある大きな十字路があるのですが、
交通量が多いので向かい側に渡る際は十分注意してください。


道端が賑やかになってくると同時に
寺院のゲートが見えてくるので、
そこを右に曲がれば、ワットクンチャンに到着です。
途中、写真を撮りながらでしたが駅からは15分ほどでした。

ワットクンチャンでのお目当ては
手前に建つ立派な寺院の奥、
否が応でも視界に入ってきてしまう
とても大きく、どこか愛嬌のある表情をした仏像群。


メインの仏像の足元にはテントが張られているので
全体像が見えづらいのですが、
足元まで近寄って見ると、今度は大きすぎて
カメラに収めるのが難しい被写体となっています(苦笑)。

ワットクンチャンの独特な世界観に触れた後は
いよいよワットパクナムの仏塔へ向かいます。
地図ではわかりづらいのですが、
ワットクンチャンの南側にある橋を渡るだけで辿り着けます。


正確には橋を渡った後、
突き当りで道が二手に分かれるところで
小さな商店の軒下をくぐるように右側の細い路地へ進んでいくと
ワットパクナムの大きな仏塔の下に出られるのです(徒歩2~3分)。

お目当ての天井画はこの仏塔の5階。
外側の階段を登ったところにある入口で靴を脱ぐと、
係員の人が階段を指さして、
上の方にあることを無言で教えてくれました。


仏塔の中はとても広く、
途中の階にある博物館や高僧のメモリアルホールを過ぎると
最上階にある翡翠色の仏塔と
美しい天井画が視界に飛び込んできます。

円形のドームに描かれた天井画は
暗い色から徐々に明るく変化していくので
まるで星空や宇宙空間のような奥行きが感じられ
吸い込まれてしまいそうなほど。


仏陀の一生が描かれた仏伝図の下には
翡翠色の仏塔が天を指すように聳え立っていますが、
こちらはガラスで造られていて、
近くで見るととても繊細な意匠であることがわかります。

自分が訪問したのは8時40分頃でしたが
寺院にはすでに大勢の参拝客がいたのはビックリ。
しかもそのほとんどが日本人で
若い人たちが多いのも印象的でした。


確かに一見して目を引く空間は
SNS映えするのも納得なのですが、
写真を撮るだけで帰っていく人も多く・・・。
拝観料がない分、気持ちだけでもお布施はするべきかと感じました。

帰りは駅までソンテウ(運賃は7バーツ)を利用してみようと
寺院の敷地を後に、水路沿いの道を進み
調べていた情報通り、セブンイレブンの前で
BTSの駅へ向かうという、赤いソンテウを捕まえることに。


程なくしてやってきた赤いソンテウの運転手さんに
BTS?と確認してから乗り込んだのですが、
僕が行きたかったタラートプルー駅ではなく、
なぜか始発駅のバンワー駅に連れていかれました・・・。

赤いソンテウだからといって
全てがタラートプルー駅へ行くわけではないことを
この場を借りてご報告しておきます(苦笑)。
とはいえBTSに変わりなく、普通に帰れますのでご安心を。

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