2020/04/26

今年開業する注目のホテル(海外編)

今年国内で開業するホテルの情報について
これまで2回に分けてご紹介してきましたが、
海外で開業するホテルは数え切れない・・・ということで、
個人的に絶対に泊まりたい!と思うホテルをご紹介していきます。

【パークハイアットオークランド】(2020年3月)
こちらはすでに開業しているホテルなのですが、
以前あったハイアットリージェンシーが撤退してから
空白地帯だったニュージーランドに
ハイアットブランドが復活した記念すべき?ホテルです。

帆の街、オークランドに広がるワイテマタ港に突き出た
埠頭内の再開発エリアに建てられたホテルは
三方を海に囲まれている立地ながら
街の中心部にも程近い、絶好のロケーション。

一部にはバルコニーを備えた客室もあり
開放的な眺めが容易に想像できます。
残念ながら現在、8月まで休業を余儀なくされているようですが
ニュージーランドへ行かれる方はぜひチェックを!

<公式サイト>

【アマンニューヨーク】(2020年内)
僕の好きなアマンリゾーツのプロパティで
京都に続き開業を予定しているのがこのホテル。
都市型のホテルは東京に続いて2番目となりますが、
入居するのが再開発されたビルではないところが大きく異なります。

5番街とウェスト57thストリートの交差点、
ティファニー本店のある場所の西側、
1階にブルガリの旗艦店が入るクラウンビルの
上層階に聳えるタワー部分がホテルとして生まれ変わります。

ニューヨークのど真ん中にありながら
歴史的建造物のクラシカルな雰囲気を味わいつつ
モダンにリノベーションされた空間でリラックスする・・・
そんな夢のような時間が待っているに違いありません!

<公式サイト>

【マンダリンオリエンタルサイゴン】(2020年?)
最後はまだ開業が確定してはいないのですが、
マンダリンオリエンタルのニュースリリースでは
今年開業とアナウンスされているので
期待を込めてご紹介しておきます。

ホーチミンシティの定番観光スポット、
人民委員会庁舎の隣に建つ商業施設で
ベトナムらしいコロニアルな雰囲気の外観が特徴的な
ユニオンスクエアサイゴンの上層階に入居する予定です。

複数の飲食施設やスパ、屋外プールも用意され
ロケーションも抜群なホテルなので、
順調にリノベーションが施され
開業が遅れない(または中止しない)ことを切に願っています。

<ニュースリリース>

2020/04/19

今年開業する注目のホテル(国内編②)

本来は今夏に開催される予定だった
東京オリンピックの開催に合わせて、
国内はホテルの開業ラッシュ、ということで
先週に引き続き、注目のホテルをご紹介していきます。

【ザ・カハラホテル&リゾート横浜】(2020年6月)
前回のハイアットリージェンシーに続き、
こちらも横浜に開業するホテルですが、
昨年沖縄に開業したハレクラニと同様、
カハラはハワイを代表する名門ホテルのひとつです。

みなとみらい地区の臨港パークに隣接しているので、
海を望めるロケーションですが、
ガラス張りでエッジの効いた個性的な外観など
どちらかというとアーバンリゾートのような佇まい。

会員制リゾートを運営する会社の手掛けるホテルのため
少し敷居の高い印象がありますが、
こちらは一般のゲストでも宿泊可能なので
興味のある方は公式サイトをチェックしてみてください。

<公式サイト>
ザ・カハラホテル&リゾート横浜

【ハイアットセントリック金沢】(2020年9月)
北陸新幹線が開業して以来、
訪問する観光客が大幅に増えたため
ホテル不足と言われていた金沢にも
いよいよハイアットブランドが登場します。

街の玄関口となる、金沢駅西口の目の前に誕生する
複合施設「クロスゲート金沢」内にあり
1~2階には34店舗のショップが出店しているので
飲食や買い物も楽しめるのがポイントです。

本来は6月の開業を予定していましたが
新型コロナウィルスの影響で
客室の家具・照明などの調達が遅れているため
9月末に延期となってしまいました。

<公式サイト>
ハイアットセントリック金沢

【フォーシーズンズホテル東京大手町】(2020年7月)
今年開業するホテルの中で、
個人的に一番注目しているのがこのホテル。
大手町の西側、皇居に隣接する
40階建ての再開発ビルの高層階に開業します。

ホテル最上階となる39階にロビーが設けられ
同じフロアに25mプールを擁するスパも設置。
ダイニングには屋外ルーフトップテラスも備わり
考えうるラグジュアリーホテルの要素が詰まっています。

一番小さい客室でも49平米の広さがあり、
西側には皇居ビューの客室も配置。
丸の内にあるフォーシーズンズとどのように共生していくのか
そちらも気になるところです。

<公式サイト>
フォーシーズンズホテル東京大手町

2020/04/12

今年開業する注目のホテル(国内編①)

新型コロナウィルスの感染拡大が続き
外出自粛が要請されていることもあり
僕自身も新たなホテルステイはせず
残念ですがGWの旅行もキャンセルしました。

このブログは朝食や旅行のレポートが中心で
しばらくそうした更新も滞ってしまいそうなので
今回は今年開業するホテルの中でも
特に気になっているホテルをご紹介していきたいと思います。

【キンプトン新宿東京】(2020年後半)
インターコンチネンタルホテルを運営する
IHGグループが展開する日本初上陸のキンプトン。
東京の外資系ホテルでは珍しく、
新築ビルを一棟まるごとホテルとして利用しています。

パークハイアット東京の入居するパークタワーと
山手通りを挟んだ向かい側に位置しているため
比較してしまうと差がありますが
17階建て151室と規模は決して小さくありません。

本来は2020年春の開業予定でしたが
現在、公式サイトでは2020年後半の予約を受け付けています。
アメリカ発祥のホテルらしい
洗練された空間造りに期待が膨らみます。

<公式サイト>
キンプトン新宿東京

【ハイアットリージェンシー横浜】(2020年5月)
ここ数年、みなとみらい地区を中心に
ホテルの開業計画が立て続けに発表されている横浜ですが
今年開業するホテルの中には
ハイアットリージェンシーも名を連ねています。

山下公園や中華街、元町エリアが徒歩圏のエリアに
新しく建てられるビル一棟を利用していて
通常はダイニングやクラブフロアを配するホテルが多い中、
最上階にチャペルやバンケットルームを用意しているのが特徴的。

ハイアットの中ではスタンダードなブランドですが
客室の内装は屏風を想起させるヘッドボードや
窓際に配置されたカウチソファなど上品な雰囲気。
予約も受け付けていますので、気になる方はチェックを。

<公式サイト>
ハイアットリージェンシー横浜

【ザ・リッツカールトン日光】(2020年5月)
リッツカールトンの国内5軒目のプロパティとして
紅葉の名所として知られるいろは坂や
日本三名瀑のひとつに数えられる華厳の滝を擁する
日光の中禅寺湖畔にまもなく開業します。

目の前の中禅寺湖はもちろん
勇壮な男体山の姿も一望できる一等地に建てられ
周囲は温泉地ということもあり
リッツカールトン初の温泉施設も併設されます。

すでに予約を開始していますが、
木の温もりを感じさせる和モダンな客室は
バルコニーも完備しているので
自然の空気を存分に味わえる空間になりそうです。

<公式サイト>
ザ・リッツカールトン日光

2020/04/05

南米旅行メモ(ブエノスアイレス・エセイサ国際空港編)

ブエノスアイレスの玄関口、
エセイサ国際空港に到着したのは14時40分すぎ。
入国審査と手荷物検査を受けて、リムジンバスのチケットを買う・・・
と、ここまでは特に問題なく進んでいました。

そのとき、ひとつ気になっていたのが
空港内を移動する動線上に
通常の国際空港であれば、どこにでもあるであろう
両替所が全く見当たらなかったこと。

セキュリティエリアを出る前に
一箇所くらいは両替所があってもおかしくないのでは?
と思い、探してはみたものの
それらしい場所はどこにもなく。

リムジンバスのチケットはカードで購入しましたが
市内での移動にはアルゼンチンペソが必要不可欠なので
チェックインカウンターの並ぶエリアも探索してみたものの
やはり両替所はありません。

(中央がセキュリティエリアの出口。画面左の通路を進む)

このとき空港自体も工事中で、
どこに何があるのかわかりづらい状況ではあったのですが
セキュリティエリアを出て、右手にぐるっと回り込んだ場所に
ようやくアルゼンチン銀行を発見することが出来ました。

ですが、そこにはすでに長蛇の列が。
扉の中がどうなっているのかもわからず
遅々として進んでいない雰囲気でしたが、
両替のためには並んで待つしか手段もなく・・・。

(行列の先=画面右奥がアルゼンチン銀行の入口)

やっと扉の中に入れたと喜んだのも束の間、
奥の通路にはまだ行列が出来ていて
迷路のように壁で遮られた空間の先に
ようやく両替の窓口が姿を現しました。

どれだけの人が並んでいるのかを知ってか知らずか
窓口にいる職員さんたちは私語を楽しみながら
陽気にのんびりと作業していて、
結局、アルゼンチンペソを手に入れるまで1時間以上かかる羽目に。

(ターミナルAの外観)

とりあえず地下鉄に乗るためのカードは
市内に出てから買うことにして
リムジンバスに乗るべく空港を出たものの
乗り場らしき場所が見当たりません・・・。

空港職員の人にターミナルBにあると教えてもらったものの
自分が出てきたターミナルはAで
左隣にある新しいターミナルはC。
Bは一体どこにあるんだと、雨の中をさまようこと5分。

(ターミナルAを出て横断歩道の左手奥に見える建物がターミナルB)

全く駐機場には接していない場所に建つ
古びたビル(ターミナルB)の下に、
事前に画像で見ていたのと同じバス乗り場をようやく発見し、
空港を出られたのは到着から2時間後のことでした。

市内のバスターミナルまでは、渋滞もなく40分ほどで到着し、
この先はホテルまで送ってもらえるサービスを申し込んでいたので
チケットを係員のお兄さんに見せると
待合室でしばらく待っていて、とのこと。

(ティエンダレオンのリムジンバス)

雨足も強くなってきている中、
ようやく車に案内してもらったのですが
下ろされた場所は、ホテルは見えるものの
少し離れた、しかも道路の反対側。

幸いビルの中に入り込むように通路のある場所だったので
青信号になるのを待って、横断歩道を走って渡り
とりあえず隣接するシェラトンに駆け込み、
ホテルに着いたのは18時過ぎのことでした。

後から聞いた話では、空港の両替所はこの一箇所だけで
到着便の多い時間帯は常に行列が出来ているそう。
ちなみに帰りも1時間近く並んだのですが、
アルゼンチンペソをUSドルに替えることは出来ませんでした・・・。

ただでさえ遠い国に行っているのに
貴重な時間を両替に割くことになるとは思いもせず。
かといって日本では一般的に両替できない通貨ですので
アルゼンチンへ旅行をされる際はくれぐれもご注意ください。