2020/03/29

アフタヌーンティ@ハイアットプレイス東京ベイ

朝食レポートでも触れたとおり、
今回は急遽、泊まりに行くことにしたのですが
アフタヌーンティも出来るということを知り、
予約なしで飛び込み利用してきました。

アフタヌーンティをいただけるのは
メインダイニングのギャラリーキッチン。
恐る恐るレセプションで尋ねてみると
席自体は空いている、とのことでOKをいただけました。


店内に入って正面にあるカウンターの左手、
二面採光のコーナーがアフタヌーンティの専用エリアのようで、
それなりに広い空間にも関わらず
言葉通り、この一角だけはゲストで賑わっていました。

本来は3段トレイで提供されているのですが
この日は予約されているゲストの分で
台座を切らしている、ということで
ワンプレートスタイルで用意していただくことに。


しばらく待って、やってきたプレートには
スイーツやセイボリーがギッシリ!
もしかしてこの方がSNS映えするのでは?というくらい
華やかな感じがするほど。

三段トレイで提供されているとはいえ
こんなにあるんだ?と思うほどスイーツの種類が豊富で
一口サイズで色んな味を楽しめるので
小食な自分にはありがたいスタイルでした。


スコーンが少し固めで崩れやすいな、という印象でしたが
どうやって攻略するか楽しみながら
美味しくいただくことが出来て
これが2,500円(税・サ別)でいただけるのは驚きです!

ちなみに紅茶はポットで提供されるので
それだけで2.5杯分くらいあるのですが
その後のおかわりは自由で
コーヒーやカフェラテに変更も可能でした。

余談ですが、このホテルは制服のデザインが凝っていて
男性のシャツ、女性の切り返しに使われるミントブルーも爽やか。
予約せずに行ってしまったにも関わらず、
スタッフの方の対応も良く、しっかりお茶の時間が楽しめました。

2020/03/22

朝食@ハイアットプレイス東京ベイ

本当は韓国へ行くために取っていた3連休。
新型コロナウィルスの影響を考えた結果、
自主的にキャンセルすることになり
急遽思いつきでこちらのホテルに宿泊してきました。

京葉線の新浦安駅からシャトルバスで10分ほど。
東京湾に程近い場所に昨年開業したばかりのホテルは
自分が思っていたよりも立派な佇まいで
客室も料金設定に反して、充分な設備が整っている印象を受けました。


朝食が提供されるのは1階にあるギャラリーキッチン。
建物の南側の開口部をすべて利用し、
道路を挟んで公園の緑が広がる
開放的な空間になっています。

本来はブッフェ形式の朝食を提供していますが
現在はセットメニューのみの用意となっているため
料理を並べるであろう、大きなカウンターも
閑散としていて、少し寂しく感じる部分も。


一番奥の窓側の席に案内していただくと
机の上に用意されたメニューがあり、
シリアルまたはヨーグルト、ジュース、卵料理は
いくつかの種類から選択するようになっていました。

その他にブレッドバスケット、
カットフルーツ、ミックスグリーンサラダに
温野菜が用意され(本来は卵料理の付け添え)、
一斉にテーブルの上に揃うと壮観です。


トーストに塗るバターなどはなく
紅茶やコーヒーもサーブされませんでしたが
料理は予め盛り付けてもらえるので、見栄えもしますし
特にサラダは味付けも抜群でした。

朝7時からの営業に合わせて一番乗りしましたが、
宿泊しているゲスト自体も少ないのか
自分が食事をしている間は
他のゲストの姿を見ることもなく、とても静かでした・・・。


宿泊前はハイアットのカジュアルなホテルというイメージでしたが
想像していたよりもグレード感が高く
天候不良で行けなかったルーフトップバーのリベンジも兼ねて
また機会を作って、泊まりに行きたいと思います。

2020/03/08

南米の旅(アルゼンチン・ブエノスアイレス編)

今回の旅の最大の目的地だったのが
アルゼンチンの首都、ブエノスアイレス。
一生に一度は訪れてみたいと思っていた
憧れの地にようやく足を踏み入れることが出来ました。

とはいえ、日程はいつもながら短いので
そこまでじっくり楽しめる訳でもないため
到着した日の夜のうちに本場のタンゴショーを見てきたのですが
こちらはまた別の機会にレポートさせていただきます。


ブエノスアイレスの街をゆっくり散策できたのは
ホテル移動日だった元日。
朝はパークタワーから地下鉄で簡単に移動できる中心部、
午後はパークハイアットのある閑静なレコレータ地区を巡ってきました。

朝食レポートでも触れましたが
アルゼンチンの元日は自宅でゆっくり過ごす習慣があるため
タクシーやバスがほとんど動いてないので注意して、
という案内文がホテルから配られるほど。


実際、年越しに花火が上がるようなイベントごとがある訳でもなく、
迎えた元旦は晴天で、絶好のお出かけ日和でしたが、
ホテルに面した大通りも車はほとんど走っておらず、
人通りもないのでとても静かでした。

パークタワーのあるレティーロ地区は
駅の北側にスラム街が広がっていて
あまり治安的には良くないので
夜や早朝は出歩かない方が無難だそう。


ただ、交通の要衝でもあるレティーロ駅とホテルは
イングレスタワーの建つ広場を挟んで正対していて、
明るく見通しのいい広場を通るだけなので
そこまで怖い感じはしませんでした。

レティーロ駅に到着して安心したのも束の間
いざ地下鉄に乗る際に必要なSUBE(ICカード)を購入しようとすると
C線の窓口では販売しておらず
キオスクで買ってと言われるも、そのキオスクが開いていない状況・・・。


ダメ元で少し離れたE線の窓口へ行ってみると
こちらでは普通にSUBEを販売していたのですが
事前に調べていた値段は25~40ペソだったのに、何と90ペソとのこと。
駅の窓口だから騙された訳じゃないと思いますが・・・。

お目当ての中心部はC線でもE線でも行けるので
そのままE線に乗って移動したのですが
地下鉄もほとんど人が乗っていなくて、逆にちょっと怖いほど。
ただE線は車両も駅も新しいので、とてもキレイでした。


ボリバル駅を降りて、階段を上がると目の前に
ブエノスアイレスの中心、マヨ広場が広がっていました。
周囲には大統領官邸、大聖堂、市議会などが立ち並び
美しい建物が一同に会していて壮観です。

普段は観光客で賑わっていると思われる広場ですが
見かけるのは自分と同じ観光客が2~3組だけ。
ここからブエノスアイレスのシンボル、オベリスクへ伸びる
大きな通りもひっそりとしていて、貸し切り状態でした。


ブエノスアイレスの中心部とはいえ
たくさんある商店や飲食店も漏れなくお休み。
そんな中、オベリスクのある交差点の角にある
マクドナルドと小さなカフェだけが営業していました(プチ情報)。

タンゴショーに連れて行ってもらった際、
ガイドさんに勧めてもらったフロリダ通りも閑散としていて
路地に入るのはちょっと怖かったので
街歩きは早めに切り上げて、一旦ホテルに戻ることに。


ホテルをチェックアウトして、
レコレータ地区にあるパークハイアットまではタクシー移動。
事前の予告通り、待機しているタクシーはゼロだったため
15分くらい待って、何とか移動することが出来ました。

ひとまずチェックインだけ先に済ませ
ホテルに荷物を預けて、再び街歩き開始。
お目当てのレコレータ墓地は代表的な観光地だけあって、
こんなに人がいたのか?というくらい賑わっていました。


エビータのお墓があることでも知られる墓地は
ひとつひとつのお墓が大きくかつ立派な造りで
お墓参りする人よりも観光客の方が多い
屋外の美術館のような雰囲気。

入口に地図があって、著名な方のお墓には
地図に振られた番号とリンクした名簿があるのですが
結構な時間さまよったにも関わらず
エビータのお墓を見つけられませんでした・・・。


この後、足を伸ばして少し離れた場所にある
世界で2番目に美しい書店に選ばれた
エルアテネオにも行ってみたのですが
こちらは案の定お休みで、中の様子も窺い知ることは出来ず。

本当は国立美術館にも行きたかったのですが、
やはりこちらも元日はお休み・・・と
日程的な制約もあり、訪問できない場所もありましたが
ブエノスアイレスの街を歩いているだけで僕的には充分でした。


日本の裏側にあるアルゼンチンの季節は夏。
ガイドさん曰く、日本と同様に湿気が多く過ごしづらいそう。
ですが、滞在中はそこまで気温も高くなく、
変わりやすい天候ではありましたが、快適に過ごせました。

次に行ける機会があるかどうかはわかりませんが、
また長い休みが取れるならば
再度、南米大陸を旅してみたい
そんな思いの募る、あっという間の旅となりました。

2020/03/01

南米の旅(ウルグアイ・コロニアデルサクラメント編)

サンティアゴ空港からブエノスアイレスへは
再びエアカナダで移動。
現地の航空会社を利用したかったのですが、
何故かエアカナダが一番安かったのです・・・。

出発手続きのときにビックリしたのが
サンティアゴ空港のカウンターの数!
横一列にどこまでも続くカウンターは
続き番号で100以上もありました。


無事にアンデス山脈を飛び越えて
ブエノスアイレスに着いてからは色々あったのですが
その辺りはまた別の機会に
ご紹介する機会を設けたいと思います。

ブエノスアイレスでは3泊したのですが
到着した翌日は丸1日フリーにしていたので
どこに行こうか迷っていたのですが
せっかくなので隣国のウルグアイまで足を伸ばすことに。


泊まっていたホテルからフェリーターミナルまでは
オフィス街の中を抜けて徒歩10分ほど。
チェックインした後は出国審査を受けるのですが、
隣のカウンターでウルグアイの入国手続きまで済ませられるので便利。

余裕をもって早めに到着したつもりでしたが
待合スペースにはすでに結構な人の姿。
出発の1時間前には、乗船のための長蛇の列が出来ていて
行きは結局窓側の席をキープすることが出来ませんでした。


フェリーは結構大きいので、座席数自体は充分あります。
中央のホールは吹き抜けになっていて、
売店に両替所、そして免税店もあるので
多くの人で賑わっていました。

自分は売店でサンドイッチを購入したのですが
ビニールが全く開けられず、困っていたところ、
斜め後ろにいたお兄さんがナイフを貸してくれて一件落着(感涙)。
お陰で無事にランチにありつけました。


1時間ほどで対岸のコロニアデルサクラメントに到着すると
下船後は何のチェックもなく、あっという間に外へ出られました。
ここから旧市街までは歩いて15分ほど。
石畳の坂道を真っすぐ進めばいいので迷うこともありません。

旧市街の入口にある砦に辿り着くと
どこから出てきたのか、観光客の姿が増え始め
その先にある風情のある街並みのあちらこちらで
思い思いに記念写真を撮る人たちで賑わっていました。


ラプラタ川に突き出すような半島状の街は
ポルトガルによって築かれた貿易港として栄えた場所で
スペインとの領有権争いが度々あったため
両国の建築様式が混在して残っているそうです。

街の中心部が高台になっているため
坂道が多いのも特徴なのですが、
碁盤の目状に道が整備されているので
わかりやすく、地図がなくても感覚で歩けます。


なので高台を散策していると
真っ直ぐ伸びる坂道や並木道の向こうに
雄大なラプラタ川の姿が見えて
カラフルな建物も相まってとてもフォトジェニックです。

そんな街の至る所で見かけたのが
懐かしさを感じるビートルの姿!
これがまた絶妙にレトロな風景に溶け込んでいて
世界遺産の街のアクセントになっていました。


この日はあまり天気は良くなかったものの
途中、晴れ間が広がる時間帯もあって
3時間ほどの短い滞在でしたが
想定していたよりも、街歩きを楽しむことが出来ました。

何と言っても印象的だったのが
南米なのにとても治安がいいところ。
街歩きに緊張感が必要な場所が多い中、
一息つけた感じがしました。


帰りは早めに乗船の列に並んだので
窓側の座席を無事にゲットしましたが、
心地よい揺れに身を任せていたら、寝落ちしてしまい
気づいたらブエノスアイレスに到着していたという始末(汗)。

広大な川を渡って国境を越えるのもなかなか出来ない体験ですし、
出国と入国が簡単に済ませられ、気軽に往来できる雰囲気なので、
ブエノスアイレスを訪れる機会があれば
ぜひコロニアデルサクラメントに立ち寄ってみてはいかがでしょうか?