2017/02/18

朝食@マンダリンオリエンタルクアラルンプール

マレーシアの旅では、マラッカで1泊した後
首都のクアラルンプールへ移動して
マンダリンオリエンタルクアラルンプールで2泊しました。

このホテルは自分がホテルステイにはまり出した頃から
一度は絶対に泊まってみたいと思っていたホテルで、
その理由は、いまでこそ珍しくなくなった
シティホテルでありながら
眺めのいいインフィニティプールを備えているからでした。


今回、こちらのホテルではクラブフロアに宿泊したので
クラブラウンジを利用できましたが
朝食についてはクラブラウンジ以外に
1階のオールデイダイニング・モザイクも利用できるということで、
そちらでいただくことに。

当日は大晦日のカウントダウンパーティーが終わり
その余韻が残るフォーマルな雰囲気の店内でしたが、
元旦でも普通に朝6時から営業しており、
朝早くにも関わらずゲストの姿もチラホラと見かけました。
(このホテルの日本人ゲストの比率の高さには驚きました)


ブッフェスタイルの朝食は
料理が並ぶカウンターが数か所あり、
それぞれに料理のカテゴリーも分かれています。
マレーシアらしく、料理の種類も多様で
蒸篭で提供される点心も用意されています。

まだ日が昇る前だったので
窓の外には何も見えない状態でしたが、
実際にはKLCCパークの緑を眼前に望む
爽やかなロケーションも魅力のひとつ。


ただし、時間が遅くなるにつれ
モザイクの店内だけではゲストが収まりきらず
ロビーラウンジも満席という状態になってしまうので
静かに朝食を楽しみたいなら
少し早めの時間に訪れた方がいいかもしれません。

2017/02/12

シンガポール旅行メモ(香港油鶏麺編)

年末年始のマレーシア訪問では
行きに深夜便のシンガポール線を利用して
クアラルンプールへ向かう予定だったので、
少しトランジットの時間を長く取ることにしていました。

その時間を如何に過ごすか?については
世界遺産になったボタニカルガーデンの訪問は
必須事項だったのですが、
お昼に何を食べようかとなった際に
ミシュラン一つ星を獲得した屋台があるという話題を知り、
香港油鶏麺(チキンヌードル)のお店、了凡を目指すことに。

場所はシンガポールのビジネス街に隣接する
チャイナタウン内のチャイナタウンコンプレックスという
雑居ビル(実際には駐車場のような雰囲気の建物)の
2階にあるということまではわかったのですが、
行列があるからすぐわかるという適当な情報しかなく、
かなりの数の飲食店が軒を連ねているので
思いきりさまよいました。

ということで、今回はその了凡への行き方を
地下鉄のチャイナタウン駅からわかりやすく
解説したいと思います!

まずチャイナタウン駅を降りたら、
Aの出口を目指して歩いてください。
エスカレーターを登ると目の前は
チャイナタウンの一角にあるパゴダストリート。
振り返るとニューブリッジロードという大通りにぶつかるので
その角を左に曲がります。

【写真1】

1本目のテンプルストリートを越えて、
2本目のスミスストリート(写真1)を左に曲がると
すぐ右手にチャイナコンプレックスの建物(写真2)が見えます。

【写真2】

階段を登り、一番左の赤い柱の方へ進み、
駐車場へ向かうスロープの手前にある
洋品店の中に伸びる通路を歩いていきます(写真3)。

【写真3】

お店が途切れた場所は広いホールになっていて、
左手に目をやるとすぐに
2階へ続くエスカレーターが見つかります(写真4)。

【写真4】

エレベーターを登りきるとそこは熱気漂うフードコート。
どこへ行けばいいのか迷ってしまいそうですが、
吹き抜けのあるすぐ右手の通路を進んでいきます(写真5)。

【写真5】

しばらくお店の軒先を掠めながら真っ直ぐ進み
カラフルなフルーツの屋台(写真6)が見えたら、その裏側が目的の了凡です。

【写真6】

お店の脇(通路の左手)には
ミシュラン一つ星になったことを解説する
看板が誇らしげに飾られています(写真7)。

【写真7】

了凡の店先には美味しそうに焼きあがった
鶏の丸焼きが何羽も吊るされ
それだけでも迫力があります(写真8)。

【写真8】

ただ、ここで安心することは出来ず、
列を作るよう看板が出ているものの
肝心の行列が見当たりません・・・。
これはどういうことかというと、
開店前に行ったせいだと思うのですが、
みなさん、本来は食事をするテーブルを占領して
テーブルに沿って椅子に座りながら行列を作っていたのです。

お店の斜向かい(右手奥)へと列が伸びているので、
並んでいる(と思われる)列の最後尾へ向かってください。

この日は10時過ぎに到着したときに、
11時開店という張り紙が出ていたので
10~15組くらいいた先客の後について並んでいたのですが、
実際には10時半過ぎには開店して、
合わせて1時間ほどの待ち時間で購入することが出来ました。

【写真9】

お店と列の間に通路がある(写真9)ので、
列があるとは知らないお客さんの
割り込みが心配になりますが、
お店のおばさんが列に並んでいる人を
一組ずつ呼び寄せる仕組みになっているので
自分が呼んでない人はちゃんと判別してくれています。

自分の番になり、やっとお店で注文。
おばさんはちゃきちゃきしている感じですが、
不愛想ではなく、つたない英語でやりとり可能。
僕はお店の看板メニュー、香港油鶏麺(チキンヌードル)を頼みました。
1皿2.5シンガポールドル(約200円)には驚き(写真10)。

【写真10】

ミシュラン星付きとはいえ、料理自体は庶民の食べ物。
胸肉の部分にあたってしまったらしく、
思ったよりもチキンがパサパサしていたのと
ちょっと麺に絡んだソースに油分が多いかな・・・?というのが
正直な印象でした。

そして、最後にビックリしたことがあったのですが、
賑わうフードコートで食事を終えて、
さて、チャイナタウン駅へ戻ろうと
チャイナタウンコンプレックスのビルを出ると
目の前に何と・・・了凡の路面店が出来ていました(写真11)。
そんな情報、どこにも出てなかったんですけど。

【写真11】

ただ、こちらは庇があるとはいえ
暑い店の外で長い行列を作っていました。
開業間もないと思しき雰囲気の店内は
おそらくキレイなんだと思いますが、
暑くても日には当たらずに済むフードコートのお店と
どちらを選ぶかはお好みになりそうです。

ということで、以上
ミシュラン一つ星屋台、了凡の香港油鶏麺レポートでした。
これから行かれる方の参考になれば幸いです。

ホテル開業情報(マンダリンオリエンタルホノルル)

久しぶりに海外のホテル情報で
個人的に心ときめくニュースが入ってきたので
こちらのブログで紹介したいと思います!

マンダリンオリエンタルが
ホノルルのアラモアナ地区で計画されている
複合高層ビル内に入居することが決定し、
オアフ島に再進出することとなりました。

マンダリンオリエンタルといえば
かつてカハラマンダリンオリエンタルを運営し、
セレブ御用達の高級リゾートの名を恣にしていて、
僕も憧れていたホテルでした。

実際にカハラで予約を入れて
初ハワイを満喫しよう!と思っていたのですが、
訪問する数か月前になり
マンダリンオリエンタルが撤退することが決まり、
自分が宿泊したときにはザ・カハラホテル&リゾートという
別会社が運営するホテルになってしまったという
悲しい記憶が残っています。

そのマンダリンオリエンタルが
場所を新たに、ホノルルの中心部
アラモアナセンターやコンベンションセンターが
隣接する場所に出来るマナオラナプレイスの
36階建て高層ビル、マナオラナタワー内に
戻ってくることとなりました。

客室数は125室に抑えられ、
同じ場所に107室のレジデンスが併設されます。
また、ホノルルの街を見渡す屋外テラス付きのダイニングや
もちろんスパも用意されるとのことで
その情報だけでもどんな施設になるのか楽しみなところ。

開業は2020年を予定していますが、
マンダリンオリエンタルは開業時期が
総じて遅れていく傾向があるので、
計画通りに工事が進んでくれることを願っています。

<公式サイト>
ニュースリリース

朝食@マジェスティックマラッカ

年末年始は節目の40ヶ国目となるマレーシアで
マラッカとクアラルンプールに滞在してきました。

マラッカは海峡の名前にもなっているので
マレーシアの中でも有名な街のひとつですが、
かつて貿易で富を築いた人々の作り上げた
異文化の要素が入り混じった街並みは
世界遺産にもなっています。

その古い街並みから少し離れた
新市街的な場所に位置しているホテル、
マジェスティックマラッカは
そんな歴史を感じさせるコロニアルな雰囲気で
とても居心地のいい空間でした。


朝食は創業当時から残る
本館の2階にあるメインダイニングのマンションで。
通常料金には朝食代金も含まれていて
コールドディッシュを中心にしたブッフェに
温かい料理がアラカルトで一品選べるスタイル。

オムレツなど定番の卵料理の他にも
フレンチトーストやワッフル、
中華風のお粥や地元料理のロティチャナイ、ナシレマッなども
ラインナップされているので
選択肢の幅が広いのが嬉しいところ。
逆にどれを選ぶか迷ってしまうかもしれません。


こちらは夕食時にはグッと雰囲気が増しますが
ホテルの食事としては価格もリーズナブルで
宿泊予約サイトからではなく、オンラインで直接予約をすれば
夕食時の前菜とメインの料理が無料となるのもお得。

クアラルンプールからの日帰り旅行では楽しめない
海峡に沈む夕日やナイトマーケットなど
マラッカの街を堪能するなら
このホテルで1泊するのも選択肢のひとつだと思います。