2021/01/24

朝食@キンプトン新宿東京

先日、キンプトン新宿東京で宿泊をしてきました。

時勢的に出かけるのはどうか、とも考えましたが

会食をする訳でもなく、一人で籠るだけということもあり、

キャンセルはせずに滞在することにしました。



周囲は高層ビルに囲まれている立地ながら

甲州街道と新宿ランプの交差地点に建つホテルは

南に明治神宮と代々木公園、北に新宿中央公園の緑が広がり

想像していたよりも視界が開けています。


宿泊ゲストにはイブニングソーシャルアワーと

モーニングキックスタートという2つの特典があり、

前者は17時~18時の間、ワインやカクテル、ピンチョスが

後者は朝のカフェで入れたてのコーヒーが無料で楽しめます。



早朝に出発するゲスト向けなどに、

コーヒーメーカーをラウンジやフロントに置いているホテルはありますが

ちゃんとしたカフェでバリスタが入れてくれるコーヒーを

無料でいただけるサービスは付加価値が高いと感じました。


ちなみにこのジョーンズカフェ&バーはホテルの中にあるので

高級感もあり、お洒落な空間なのですが

用意されているドリンクメニューはとてもリーズナブルなので

外部のゲストが気軽に利用できるのも魅力です。



ということで自分も6時半から始まる

モーニングキックスタートをしっかり利用して

目覚めのほうじ茶ラテを貸し切り状態で楽しんだ後、

7時の開店に合わせて2階のディストリクトで朝食をいただくことに。


こちらの朝食は他のホテルとはスタイルが異なり、

アラカルトの一品メニューが基本になっていて

その中の2点と、ベーカリーバスケットやドリンクがついてくる

ブランチセットメニューも用意されています。



自分は鶏むね肉の乗った国産野菜のサラダと

ブリオッシュのフレンチトーストをチョイスしましたが

一緒に出される紅茶やクロワッサン、そして食後のマカロンは

いまドーナツでも話題のピエールエルメのもの。


ブランチというだけあって、ヘルシーなものはもちろん

ガッツリとした肉料理(要追加料金)や

ピエールエルメとのコラボメニューなどラインナップも豊富で

15時まで営業しているのも特徴です。



ディストリクトは天井が高く、店内に段差を設けているので

上段の席からでも景色が楽しめるようになっていて、

目の前にある首都高の新宿ランプを行き交う車列を眺めながら

都会的な雰囲気の中で食事が楽しめます。


スタッフは多国籍ですが、日本語も問題なく通じ

食事をしていると、味はどうですか?と

海外のレストランのような声掛けもあったり

フレンドリーな方が多い印象でした。



反対側のラウンジエリアにはオープンテラスもあり

高層ビル群と公園の眺めのコントラスト、

インテリアや洗練された空間設計はまさにリトルマンハッタン。

ちょっとした海外旅行気分が味わえるホテルかもしれません。

2021/01/10

アフタヌーンティ@フォーシーズンズホテル東京大手町

Luxe Hotel & Reportおよび当ブログをご覧の皆様、

ご挨拶が遅くなってしまいましたが、

新年明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


2ヶ月前の話になってしまうのですが、

11月に宿泊したフォーシーズンズホテル東京大手町では

久しぶりにアフタヌーンティを楽しんできましたので

こちらのブログでご紹介しておきたいと思います。










三井物産本社ビル跡地を再開発して建てられた

真新しい複合商業施設・大手町ワンの上層階に位置するホテルは

エレベーターで最上階のロビーに到着すると

目の前に皇居御苑が広がるロケーションが魅力のひとつとなっています。


アフタヌーンティを提供するザ・ラウンジは

レセプションやダイニングへ向かう動線上にあり、

ソファやテーブル席がゆったりと配置されていて

窓からは皇居御苑と東京のパノラマが楽しめます。










この日は週末だったこともあり、満席の状態でしたが

席の間隔が広いこともあり、そこまで混雑しているという感じはなく

自分は窓際に設置された涼しげな水盤越しに

景色を楽しめる席を用意していただけました。


こちらで提供されるアフタヌーンティの特徴は

用意されているセイボリーやスイーツ、

ラインナップされているお茶に至るまで

和テイストを基調にしていること。










例えばセイボリーであれば、味噌や山葵などを

ソースやクリームに取り入れていたり

スイーツの一部にはHIGASHIYAさんの

季節ごとの和菓子が用意されています。


飲み物も通常の紅茶がメインではなく、

煎茶やほうじ茶などあくまで日本茶が主役。

お茶が出される際は一杯ずつ用意され

目の前で最後の一滴まで大切に注いでからサーブされます。










用意されるスタンドも2段になっていて、

後から出てくる3種類のスコーンは

台座のついた高坏のようなお皿で提供されるなど

独自のスタイルなのが印象的です。


日本茶以外にも華やかなモクテルや

コーヒーも用意されているので

違う味の飲み物をオーダーしながら

優雅なひとときを楽しむことが出来ると思います。










この日は天候が目まぐるしく変わり

晴れていたと思ったら次第に雲が近づいてきて雨が降り、

雨が止んだ後は幻想的な太陽が差してくるという

劇的な眺めもあって、印象深い時間を過ごせました。


アフタヌーンティは好きだけど

たまには定番ではないものにチャレンジしてみたいと思ったら

こちらのホテルを選んでみると

また違った雰囲気を楽しめるかもしれません。


昨年はコロナ禍ということで、

ほぼ国内のホテルをご紹介してきた1年でしたが

2021年の後半にはこの状況が収束し、

海外にも出られる日が来ることを願いたいと思います。