2019/01/27

タンザニアの旅(ダルエスサラーム~移動編)

年末年始に訪問したタンザニア。
サハラ以南のアフリカの国は初めて、
ということもあって、少し緊張もありましたが
事前の準備等も含めてご紹介していきたいと思います。

今回はエチオピア航空の特典航空券で
ビジネスクラスを利用しました。
座席はフルフラットベッドになり、食事も美味しく
想像していたよりも思いの外、快適に移動できました。

成田を出発した後はソウルの仁川空港を経由するので、
ソウルへ向かう人も多く搭乗しているのですが、
アディスアベバへ向かう乗客も一旦、飛行機を降りて
セキュリティチェックを受けなければなりません。


仁川空港に到着すると、乗り継ぎエリアには
エチオピア航空の乗客専用のテーブルがセットされていて、
そこで仁川からの新しいチケットを受け取った後、
搭乗ゲートから再び機内に乗り込みます。

同じ機材で同じ座席を利用するのですが、
機内はキレイに整え直されていて、
何より不思議だったのは、キャビンクルーが入れ替わっていたこと!
交代した人たちは一体どこへ・・・?(週4便しかないのに・・・)


12時間のフライトをほとんど寝て過ごし、
アディスアベバに到着後は、すぐにダルエスサラーム便のゲートへ。
空港はリニューアル工事中で雑然としてたものの
増築された新しいターミナルの方はとてもキレイでした。

そこからさらに短距離の国際線で3時間弱。
赤道を越えて南半球に入ると
最終目的地のザンジバル島の上空を回り込むようにして
タンザニアの中心都市、ダルエスサラームへ到着しました。


機内ではタンザニアの入国書類配布がなかったので
空港に到着してから急いで記入。
ビザはすでに日本で取得済みだったので
そのまま入国カウンターへ。

入国時にいろいろトラブルに遭遇している
口コミを読んでいたので
緊張しながら空いていたカウンターへ進むと
指紋と顔写真を撮られただけで無事に入国できました。

エチオピアが黄熱病発生地域のため
予防接種済みであることを証明する
イエローカードの提示を求められる場合があるとのことでしたが、
結局、活躍する場面はありませんでした(ほとんどお守り代わり)。

※ビザの取得と黄熱病の予防接種に関しては
また改めてこのブログで紹介しようと思います。

手荷物は機内持ち込みだったので
あっけなくセキュリティエリア外に出られてしまい、
お願いしていたホテルの送迎スタッフともすぐに会えてしまいました。
ホントは両替をしたかったのですが・・・(苦笑)。

ダルエスサラーム国際空港は市街地からそれほど遠くなく、
ひたすら一本道を進んでいくこと20分ほど。
ドライバーさん曰く、タンザニアではJICAの方たちが活躍していて
感謝しているとのこと。そういってもらえると嬉しいですね。

ハイアットリージェンシーに到着して
すぐに部屋に入ることができたので、荷物を下ろした後は、
ザンジバル島へ移動するフェリーのチケットを購入するため
500mほど離れたフェリーターミナルへ。


港沿いの道は整備されていてとても広く、
BRTのバス専用レーンも設けられていて近代的な様相。
とはいえ、治安が悪い街ということもあって
ほとんどカメラを出すこともなく、速足で移動しました。

フェリーターミナルの周辺は
人がたくさん集まっているので特に気を張る雰囲気。
予約完了のメールを窓口で差し出し、
無事にチケットを入手してホッと一息。


ちなみに事前にフェリー自体の予約はしていたのですが
オンラインで決済することが出来ず、
現地での支払いも現金のみ。
これがオンラインで出来るともう少し楽なんですけどね・・・。

帰りは来た道より一本裏の道を通ろうと思ったのですが、
昼間とはいえ、歩いている人も少なく
何だか余計に怖くなってしまい、
来た道へ引き返しました・・・ということで街歩き終了。


翌日はそのフェリーターミナルまで
キャリーケースを引きながら緊張の移動(ここが一番不安でした)。
ターミナルの入口では、ポーターさんも沢山いるので
荷物を持っていかれそうになりながらも、何とか無事に通過。

坂を下ると手荷物検査場の建物があり、
そこを抜けるとオープンエアの待合室があります。
VIPクラスだとエアコン完備の部屋があるのですが
僕はビジネスクラスだったので、普通に外でした(屋根はあります)。


外国人と現地の人では待機する場所も違い、
大きな荷物は飛行機と同様、預けなければいけないようです。
船が到着して、降りてきた人たちの波が落ち着くと
何のアナウンスもなく乗船が始まります。

ビジネスクラスは乗船口を入ったすぐの場所にあり、
上級クラスは上の階にあるようでした。
座席番号は書いてあるものの、基本的に自由席。
係員の人がシビアで、エコノミーの人は席を立たされていました。


持ち込んだ手荷物は入口の脇に荷物棚があり、
そこに収納することができます。
さらに航行中はシャッターが閉められるので
盗難に遭う心配も少ないようです。

船は揺れることを覚悟していましたが、
外海に出てからも大きく揺れたのは短時間で2回ほど。
ダルエスサラーム港を出て、きっちり2時間後
無事にザンジバル島へ到着しました。


ザンジバルは元々独立国家だったため
いまも強い自治権を保有していて
外国人は同じ国内の移動であっても
入国審査があります(タンザニア本土側で出国手続きはありません)。

事前の情報では(タンザニア本土を黄熱病発生地域と見なすため)
イエローカードの提出が求められるということでしたが、
入国審査官のお兄さんはとてもフレンドリーな感じで
特に何もないまま入国できました。


港からパークハイアットまでは徒歩で10分ほど。
海沿いの道に出た途端、港のすぐ脇にビーチが広がり、
その海のキレイさにビックリします。
そして、物々しさが全くないので安心して歩けます(緊張からの開放)。

ということで、今回はここまで。
次回はザンジバル島の旧市街ストーンタウンや
東海岸のザ・ロックでのランチなどをご紹介したいと思います。
いましばらくお待ちください!

2019/01/20

朝食@パークハイアットザンジバル

ダルエスサラームから高速船で2時間。
かつては独立国家だった
インド洋に浮かぶザンジバル島が
今回の旅のお目当てでした。

ザンジバル島の中心、ストーンタウンは
旧市街が世界遺産になっていて、
そこにパークハイアットが開業したことも
旅の動機付けになっていました。

ホテルはフェリーターミナルから
海沿いを道なりに歩いて10分かからない距離ですが、
目の前には綺麗なビーチと美しいインド洋が広がっている
素晴らしいロケーションにあります。


朝食をいただけるのは
ビーチに沿うように建てられた
3つの棟のうち一番北側の建物の1階、
高い天井が印象的なダイニングルーム。

ホテルのメインダイニングでもあり
ディナーでも利用しましたが、
南国のリゾートらしい雰囲気があり
肩肘張らずに過ごせる空間となっています。


ブッフェスタイルの朝食は
備え付けのアイランドスタイルのカウンターと
オープンキッチンのスペースに料理が並べられ
冷温ともに野菜の種類が豊富なのが印象的。

ディナーでは北アフリカやインド料理が
提供されていることもあり
温かい料理の一部にはタジン鍋も使用され
オクラや豆料理もラインナップされています。


卵料理をその場で作ってくれるシェフがいる他、
パンのコーナーには付け合わせ用に
ジャムやピーナッツバターなど
色んな種類のペースト類が並んでいました。

また、テラス席はもちろんのこと
館内のテーブル席からもインド洋が眺められるので
その日の気分に合わせて
座席を選べるのも嬉しいところ。

ダルエスサラームと比べると
ザンジバルの方はにこやかなスタッフが多いので
一日のスタートをより一層爽やかに
迎えられるような気がします。

2019/01/14

朝食@ハイアットリージェンシーダルエスサラーム

ご挨拶が遅くなりましたが、
当サイトおよびブログをご覧いただいてる皆さま、
今年も更新ペースは変わらないかと思いますが
何卒よろしくお願いいたします。

今年最初の旅は年末年始の休暇を利用して
アフリカのタンザニアへ行ってきました。
乗り継ぎ時間を含めて21時間の道程、
初めてサハラ以南のアフリカ大陸を体験することに。

最初に降り立ったのはタンザニアの旧首都で
同国最大かつ中心の都市であるダルエスサラーム。
その街を代表するホテルで、キリマンジャロの名前を掲げる
ハイアットリージェンシーに滞在しました。

すでに公開しているレポートでも触れているのですが、
ホテルのサイトでもクラブフロアの設定があり、
館内にもリージェンシークラブラウンジの表記はあるのですが
ラウンジが一体どこにあるのかは結局藪の中・・・。


ということで、今回の朝食レポートは
1階のレセプションの左手にある
オールデイダイニングのザ・パームブラッセリーを
ご紹介したいと思います。

2面が大きなガラス窓で囲まれているダイニングは
窓の外に広い水盤と庭園を望む場所にあり
(外気との気温差でガラスが曇っていましたが・・・)
座席もゆったりと配置されているのが印象的。


朝食はブッフェスタイルのみですが、
北側の一辺がすべてカウンターになっていて
オープンキッチンも設置されているので
見栄えのする空間になっています。

温かい料理は現地らしいサモサや
少しピリ辛の味付けの料理が多いのも特徴的。
ワッフルもその場で作ってもらえるようでしたが
朝イチの時間帯だったせいか、焼いてくれるシェフは不在・・・。


スタッフの人数も少ないのか、
料理のセッティングの方にかかりっきりで
紅茶を頼んでもすぐには出て来ず
6時30分~7時頃まではゲストに目が行き届いていないのかも。

少し残念なところもありましたが、
料理自体は美味しく、お店の雰囲気も明るく清潔なので
ゆっくり食事を楽しむことは出来ます。
利用される際は少し遅めの時間帯をお勧めします。