2016/12/25

朝食@フォーシーズンズホテルグレシャムパレスブダペスト

ブダペストの中心地に近く、
ドナウ川に架かるセーチェニ鎖橋の袂に建つ
アールヌーヴォー様式の建物を利用した
フォーシーズンズホテルグレシャムパレスブダペスト。
その優美な姿は遊覧船のガイドでも紹介されるほど。

ホテル内のレストランは
オールデイダイニングのコラージュブラッセリー&バー
一箇所のみとなっていて、
朝食もこちらで提供されるので、朝は6時30分から営業しています。


高級ホテルのダイニングではありますが、
どこか懐かしいアメリカンダイナーや
レトロなカフェを想起させる内装になっていて
肩肘張らずに利用できる空間なので
昼夜問わず、ゲストで賑わっている印象です。

メインエントランス側にあるので
窓も大きく明るい空間ですが、
1階にあるので、道路や街路樹に遮られて
ドナウ川を直接眺めることが出来ないのは残念なところ。


朝食は基本的にブッフェスタイルで
コンチネンタルもしくは温かい料理がつく
アメリカンブレックファストのどちらかを選ぶことになります。
今回の宿泊は朝食付きのプランだったため
必然的にアメリカンブレックファストでした。

夜はお洒落な雰囲気を醸し出すバーカウンターに
所狭しと料理が並べられ
パンや冷菜はこちらから選ぶようになっていますが、
温かい料理は店内の中央にあるカウンターに
用意されているので注意が必要です。


すでに冬の始まる時期だったので
日の出の時間も遅く、
暗いうちから食事をする感じでしたが
徐々に外が明るくなっていく様子を感じながら
食事をするのも朝イチの楽しみのひとつ。

日中は賑やかなダイニングですが
朝はゲストの数も少なくとても静かなので
美しいブダペストの街歩きを楽しむ前に
洒落たカフェで朝ご飯を食べる感覚で
ホテルの食事をゆっくり楽しんでみてはいかがでしょうか。

<公式サイト>
コラージュブラッスリー&バー

2016/12/20

朝食@フォーシーズンズホテル京都

京都の東山区に開業したフォーシーズンズホテル京都。
ソフトオープンから間もない10月下旬、
秋の気配が漂い始める季節に合わせて
早速訪問してきました。

京都という土地柄、建物の高さが制限されているため
このホテルも5階建てと低層ですが、
斜面に立地しているため、ロビーは3階部分にあり
そこから1階にあるラウンジと美しい庭園を見下ろす
吹き抜けからの眺めは圧巻です。


朝食は1階にあるメインダイニングのブラッスリーで用意され、
6時30分から営業しています。
天気が良ければ、池にせり出すように作られた
外のテラス席で食事が出来るのもポイント。

ロビーから吹き抜け部分にある階段を降りていくと
バーカウンターやラウンジエリアを
俯瞰することが出来るのですが、
その時点で並べられたブッフェの種類と
彩りに目を奪われるのは間違いありません。


朝食メニューはメインのブッフェの他にも
セットメニューとして、和朝食とヘルシーブレックファストが
ラインナップされていましたが、
ブッフェに付いてくる温かい料理については
いろんなチョイスがあるものの卵料理のみ・・・。
(ちなみにブッフェは税・サ別で4,800円とかなりお高め)

ヘルシーブレックファストにも
オムレツが付いてくるというのがネックとなってしまい、
今回はアラカルトでブリオッシュのフレンチトーストと
バナナとココナッツミルクのスムージーをいただきました。


キャラメライズされたバナナと
フレッシュなベリーが添えられたフレンチトーストは
甘さ控えめで外はカリッと、中はしっとりとして
とても美味しかったです。
スムージーも数種類用意されているので、
お好みのものを選んでみてはいかがでしょうか?

朝食でお腹を満たした後は外のテラスに出て、
平安時代にまで遡る歴史を持つ庭園、
積翠園に設けられた遊歩道を散歩するのがお勧め。
きっと心まで満たされる
優雅な朝を迎えることが出来ると思います。

2016/12/18

朝食@ハイアットリージェンシーカトマンズ

今年の9月に訪れたネパールの首都カトマンズ。
人々の活気と街の喧騒をよそに
滞在したハイアットリージェンシーカトマンズは
聖地ボダナートを望む静かなリゾートでした。

今回、クラブフロアに2泊したのですが、
この場合、通常のホテルだと
クラブラウンジでの朝食は付いてきますが
ダイニングでの朝食は別というところがほとんど。

ところがこのホテルではクラブフロアの宿泊でも
ダイニングでの朝食が選択可能ということで
1階のプールに面した清々しいザ・カフェで
朝食をいただいてきました。



基本はブッフェ形式で
アラカルトのメニューもありますが
ほとんどのゲストは宿泊料金に含まれている
ブッフェの朝食を利用していると思われます。

メニューはネパールらしいスパイシーな料理に加えて
中華系の料理と西洋料理が用意されていて
西洋料理のコーナーでは
シェフがゲストに応じて卵料理を振舞っていました。



ネパール料理は一部の定番メニュー以外は
翌日には別の料理に替わっていたので
毎日違うものが食べられるような
工夫もされている模様。

日中は気温の上がるネパールでも
朝は比較的過ごしやすいので
プールに注ぐ涼しげな水音を聴きながら
屋外のテラスで朝食を摂るのがお勧めです。

余談ですが、こちらのホテルは
複数の航空会社が定宿としているようで、
自分が滞在していたときも
クルーの方たちが制服のまま
賑やかに朝食を摂っている姿が印象的でした。

2016/12/03

朝食@マンダリンオリエンタル東京

今年は誕生日が日曜日だったこともあって
月曜日に年休をいただいて、
自分への日頃のご褒美も兼ねて
マンダリンオリエンタル東京で宿泊してきました。

国内では大好きなホテルのひとつなのですが、
最近はどうしても海外のホテルステイに
偏ってしまっている傾向があるため
随分と久しぶりの訪問でした。

こちらのホテルの朝食といえば、
オールデイダイニングのケシキでいただくのが主流で
実際、自分もこれまで宿泊した際は
いつもこちらで朝食をいただいていました。



ですが、今回は朝食時間帯も営業するようになった
アフタヌーンティで有名なオリエンタルラウンジで
初めてのブレックファスト。
ホテルの朝食付きプランでも実は
どちらかを選ぶことが出来るようになっています。

ケシキよりも30分遅い朝7時からの営業に合わせて
足を運んでみたのですが、
スタッフの方はまだ準備中だったようで
少し慌てさせてしまった形になってしまいましたが、
ラウンジの一番奥、一段高い場所にある北側の席へ。



こちらのメニューはブッフェではなく
シンプルにパリジャン(コンチネンタル)、和定食、
アメリカンのセットメニューが3種類用意されています。

アメリカンというと必ず卵料理がついてくるため
僕は選べないことが多々あったりするのですが、
こちらではエッグベネディクト、スクランブルエッグに加えて
何とパンケーキをチョイスできるのです!
これはホントにありがたい。

ということで、もちろん今回は躊躇なく
アメリカンをオーダーしたのですが、
カスピ海ヨーグルトやフルーツサラダもついてくるので、
とてもヘルシーな構成になっています。

そして、肝心なパンケーキはというと、
これが見た目からして、女性なら心くすぐられるであろう
フワフワ感たっぷりで高さのあるパンケーキが
3段重ねになった何ともフォトジェニックな佇まい。



これに付け合わせのホイップクリームと
2種類のシロップを自分好みにアレンジすれば
至福の時間が訪れること請け合いです。

見た目のボリュームはかなりありますが、
中身もフワフワでそこまで重くないので
味をアレンジしながら
小食な自分でも3枚をペロリと完食できました。

そんな至福の時間の余韻に浸りながら
気取って美味しい紅茶をいただいていると
スタッフさんがニコニコしながらやってきて、
何とテーブルにバースデープレートを用意してくださったのです。
想定外の出来事で、これには正直ビックリ!



誕生日での宿泊ということは事前に伝えていましたが、
すでに前日のシグネチャーでのランチでも
客室でもバースデーケーキを振舞っていただいたので
完全に油断していました。

朝食でまで誕生日をお祝いしていただくというのは
ホテルステイ歴14年の中でも初めての体験。
スタッフの方は(もちろん)全くそんな素振りも見せず、
さらに自分がどこで食事するかもわからないにも関わらず
こうした準備をしていただいたことに
心から感激する以外ありませんでした。

こういう心憎いサプライズが味わえるからこそ
ホテルステイはやめられないのかもしれません・・・。
これまでよりさらに一層、
マンダリンオリエンタル東京のことが好きになってしまったことは
もちろん言うまでもありません。