2015/03/29

朝食@アマン東京

前回のアフタヌーンティに引き続き、
久々に取り上げる、ホテルの朝食シリーズ。
今回はアマン東京の朝食について
ご紹介したいと思います。

朝食がいただけるのは、
33階ロビーの南西に位置するザ・レストラン。
朝6時30分の営業開始と同時に伺いましたが、
月曜日の朝イチのゲストは自分だけ(苦笑)。


メニューはコンチネンタルブレックファストと
プラス卵料理が付くアメリカンブレックファストの2種類のセットメニューか、
アラカルトでオーダーするスタイル。
こういう場合、卵料理が食べられない自分は
必然的にコンチネンタルをチョイスすることになってしまいます。

通常、コンチネンタルというと
少し寂しい印象を持ってしまいがち(主観ですけど)・・・。
ところがアマン東京の場合は、
パンを数種類の中から3種類、
フレッシュジュース、ヨーグルト、フルーツプレート、
生ハムとサーモンに野菜を添えたプレートと
品数が多く、ボリュームも満点。


実際にテーブルに運ばれてくると
見目鮮やかに料理が盛り付けられているので、
食べるだけではなく、見た目でも楽しむことができます。

フレッシュジュースも数種類から選べるのですが、
スタッフの方にお勧めしてもらった
季節限定のみかんジュースは絶品でした!

まだ動き出す前の朝の都会を見下ろす
ロケーションも相まって、
朝から贅沢な気分に浸れること請け合い。

朝食だけを食べに行けるのか
スタッフの方に確認し忘れましたが、
値段も3,200円(サ別、2015年3月9日現在)と他のホテルと大差ないので
機会があれば、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか?

2015/03/22

アフタヌーンティ@アマン東京

久しぶりすぎて、自分でも忘れていましたが、
ホテルのアフタヌーンティ好きな管理人が紹介するこのコーナー。
2回目となる今回はアマン東京のアフタヌーンティについて
ご紹介したいと思います。

アフタヌーンティができるのは
33階のロビーに隣接したザ・ラウンジ。
大手町タワーを外から見た時に、
高層部西側の一か所だけ凹んでる部分に当たります。

2層分の高さを持つ大きな窓からは
皇居や新宿の高層ビル群を見渡すことができ、
ゆったりとしたソファやバーにある窓辺のカウンター席など、
好きな場所を選ぶことができます。

 

アフタヌーンティのメニューは2種類で
シャンパンがつくかつかないかの違いのみ。
お茶は途中で茶葉の種類を変えられるシステムで、
紅茶はもちろん、マサラチャイやハーブティーなども選択肢に含まれるので
メニューから次は何を飲むか選ぶだけでも楽しめます。

ラウンジのテーマカラーが黒ということで、
テーブルや椅子は然ることながら
カトラリーや器も黒で統一されていて、
竹材を模した三段トレーも
そこに乗せられたフィンガーフードやスイーツも
竹炭、黒胡麻、チョコレートなどを用いて黒を表現するこだわりよう。

さらに色だけではなく、そのスイーツの形も独創的。
ハイヒール型のボンボンショコラ、
ブルーベリーを詰めたチョコレートバッグ、
ラズベリーを宝石に見立てた指輪のようなマカロンなど
食べるのがもったいないほどのスイーツを見るだけでも楽しめます。


もちろん味にもこだわっていてリンゴやミカン、
日向夏などのフルーツがアクセントに使われているので
爽やかな後味のものが多いのが特徴。
ただし、個人的にはチョコレートを食べ過ぎると
肌が荒れてしまう体質のため、
想定外のチョコレートのボリュームには内心冷や冷やしました・・・。

グランドオープン前ということもあってか
ゲストの人数は少なく、スタッフの方の目が行き届いていて、
ときには会話の相手にもなってくれます。
また、紅茶のポットは席には置かず、
小さなコンロで常に温められている心遣いも。

かなりボリュームがあるので、訪れる際は
お腹を空かせて行くことをオススメします。
またグランドオープン後も予約は必須ですが、
その分、静かな雰囲気でゆったりとお茶を楽しめると思います。

2015/03/16

アマン東京(客室編)

今回アサインされたのは37階で、
宿泊したプレミアルームの面積は80平米と、
通常のホテルではスイートルームに匹敵する広さ。
目の前には日本橋の街並が広がり、
少し左に目を向けると東京スカイツリーが聳え立っています。

玄関を入ると日本家屋のような三和土があり、
靴を脱ぐことを前提にしてスリッパも用意されています。
もちろんそのままでもいいそうですが、
スタッフの方も靴を脱いで室内に入られていました。


部屋の説明も丁寧で、機能面はもちろんのこと
床材に栗の木が用いられていること、
部屋に段差があり、窓辺が低くなっているのは
縁側をイメージしていることなど
デザインやコンセプトについても解説してくれました。

そこでふと気がつくのは、部屋にテレビが見当たらないこと。
実際、他のアマンリゾートにはテレビのないところもあるのですが、
こちらの疑問を感じ取ったスタッフの方が
この室内の段差にはもうひとつ理由があるんです、と言って
おもむろにベッドのサイドテーブルにあるリモコンを操作すると・・・
ベッドルームとリビングを仕切るミニバーの納まるキャビネットの中から
隠れていたテレビがせり出してくるではないですか!



ベッドからも景色を楽しんでもらいたい、
それならテレビをひっこめてしまおうというアイデアも充分驚きなのですが、
支柱を中心にしてテレビを180度回転させることができるので
ベッド側、リビング側、どちらからでも
テレビを正面から見ることが出来るようになっている気配りには驚嘆。

ベッドルームの説明を終え、スタッフの方が
閉じられていた大きな障子を開け放つと
和モダンな雰囲気のバスルームが現れます。
こちらはスリッパを脱ぐとわかりますが、床暖房になっています。

窓辺に設置された花崗岩で出来た大きな浴槽は
大人がふたりでも余裕で入れる広さがあり、
部屋との仕切りには雪見障子があったり
木製の手桶や椅子が用意されているなど、温泉旅館さながらの趣。


これだけ日本を意識した造りになっているなら
季節ごとにお風呂に入れる果物や植物があったりすると
海外のゲストは喜ぶんじゃないか・・・と考えていると
すでに浴槽の脇には柚子が用意されているではないですか!
シティホテルとはいえ、やっぱりアマンは一味違うということを
改めて実感させられる出来事でした。

ちなみに自分が部屋の案内を受けている間に
別のスタッフがウェルカムスイーツを用意してくれていましたが、
上着を届けに来てくれたスタッフも合わせると
一部屋に対するスタッフの人数もかなり多いことが容易に想像できました。
(夕刻のターンダウンは3人一組で行われていました)

こうして振り返り、色んなことを総じて考えてみると、
正直、かなり高めの料金設定であることは否めませんが
それでもまた泊まりに行きたいと思っている僕は
アマンマジック・・・にかかってしまっているのかもしれません。
(※あくまで個人の感想です)

(参照)アマン東京宿泊記

2015/03/15

アマン東京(チェックイン編)

先日、満を持してアマン東京に宿泊してきました。
すでにプレオープンはしているものの
ほとんど情報が入ってこない謎のヴェールに包まれたホテルの
一端をご紹介できれば・・・ということで
本サイトではアマン東京の宿泊記を公開しました。
まずはぜひこちらをご覧ください。

とはいえ構成の都合上、本編では割愛してしまった部分が
あまりにも多かったため
こちらのブログで補足しておこうと思います。

チェックインしたのは日曜日、
しかも生憎の天気ということもあって、
普段は賑わうオフィス街、大手町の駅も道路も
歩く人は少なくひっそりとしていました。

アマンと言えば人里離れた秘境や
開発の手が及んでいないリゾートというイメージが強く
基本的には空港から車で送迎してもらうのがセオリーなのですが、
アマン初のシティホテルは、何と地下鉄駅に直結している大手町タワーの中、
ということでアクセスや移動手段に困ることはありません(笑)。

さらにビルの地下には商業施設「オーテモリ」があり、
普通にコンビニや飲食施設も営業しているので
他のアマンリゾーツを知る人にとっては革新的な立地となっています。

自分も普通に地下鉄で大手町まで行き、
外観を撮影するために一旦地上に出てからホテルへ向かいましたが
通常は地下道からオーテモリに入って、オーテモリ側にある
ホテルへの小さな通路を抜けるだけ。
(とはいえその通路を抜けることが出来るのは予約を持つゲストのみ・・・)


入館する前に地上階のエントランスで写真を撮っていると
気配を感じたスタッフの方がすぐさま駆け寄ってきたので、
一瞬撮影をお断りされるのかな?と思いきや、
宿泊ゲストであることを確認すると歓待してくれました。
あまり人が出入りしないエントランスだったのか、
若干スタッフの方を慌てさせてしまったようです・・・。

エレベーターに乗って一気に33階のロビーへ上がると
目の前に広がる高い吹き抜け空間が印象的な
日本庭園を模した「インナーガーデン」に案内され、
ソファに腰掛け、ジンジャー入りジュースをいただきながらゆったりとチェックイン。


すでにそのときには自分がどこのアマンリゾーツに
宿泊したことがあるのかをリサーチ済みで
アマンジャンキーの方だと、ここでちょっとしたステイタス感を
味わえるポイントなのかもしれません。
(海外のアマンでも各地にあるアマン滞在歴を必ず尋ねられます)

自分が泊まる部屋までは、他のリゾートと同様
荷物や上着をスタッフに預けて
館内の施設を案内してもらいながら向かうのですが、
昨今、名前はあえて隠すホテルもある中
こちらのスタッフは皆さん、名前を名乗りながら挨拶されていました。


部屋まで案内してくれた男性スタッフは物腰が柔らかく
僕がホテル内の写真を撮りまくっていることを知ってか知らずか
ここからの眺めがフォトスポットですよ、とか
後でどんどん写真を撮ってください、と勧めていただけたので
今回のホテルステイでは、気兼ねなく館内を撮影することができました。
(その成果はぜひ宿泊記でチェック・笑)

さて、ここまで紹介するだけでも
結構なボリュームになってしまいました(汗)。
それだけお伝えしたいことの多いホテルだったということで、
肝心の客室やラウンジでのアフタヌーンティ、スパエリアについては
順次、ご紹介してきたいと思いますので、
ぜひ次のブログ更新をお待ちください!

<公式サイト>
アマン東京