宿泊したプレミアルームの面積は80平米と、
通常のホテルではスイートルームに匹敵する広さ。
目の前には日本橋の街並が広がり、
少し左に目を向けると東京スカイツリーが聳え立っています。
玄関を入ると日本家屋のような三和土があり、
靴を脱ぐことを前提にしてスリッパも用意されています。
もちろんそのままでもいいそうですが、
スタッフの方も靴を脱いで室内に入られていました。
部屋の説明も丁寧で、機能面はもちろんのこと
部屋に段差があり、窓辺が低くなっているのは
縁側をイメージしていることなど
デザインやコンセプトについても解説してくれました。
そこでふと気がつくのは、部屋にテレビが見当たらないこと。
実際、他のアマンリゾートにはテレビのないところもあるのですが、
こちらの疑問を感じ取ったスタッフの方が
この室内の段差にはもうひとつ理由があるんです、と言って
おもむろにベッドのサイドテーブルにあるリモコンを操作すると・・・
ベッドルームとリビングを仕切るミニバーの納まるキャビネットの中から
隠れていたテレビがせり出してくるではないですか!
ベッドからも景色を楽しんでもらいたい、
それならテレビをひっこめてしまおうというアイデアも充分驚きなのですが、
支柱を中心にしてテレビを180度回転させることができるので
ベッド側、リビング側、どちらからでも
テレビを正面から見ることが出来るようになっている気配りには驚嘆。
ベッドルームの説明を終え、スタッフの方が
閉じられていた大きな障子を開け放つと
和モダンな雰囲気のバスルームが現れます。
こちらはスリッパを脱ぐとわかりますが、床暖房になっています。
窓辺に設置された花崗岩で出来た大きな浴槽は
大人がふたりでも余裕で入れる広さがあり、
部屋との仕切りには雪見障子があったり
木製の手桶や椅子が用意されているなど、温泉旅館さながらの趣。
季節ごとにお風呂に入れる果物や植物があったりすると
海外のゲストは喜ぶんじゃないか・・・と考えていると
すでに浴槽の脇には柚子が用意されているではないですか!
シティホテルとはいえ、やっぱりアマンは一味違うということを
改めて実感させられる出来事でした。
ちなみに自分が部屋の案内を受けている間に
別のスタッフがウェルカムスイーツを用意してくれていましたが、
上着を届けに来てくれたスタッフも合わせると
一部屋に対するスタッフの人数もかなり多いことが容易に想像できました。
(夕刻のターンダウンは3人一組で行われていました)
こうして振り返り、色んなことを総じて考えてみると、
正直、かなり高めの料金設定であることは否めませんが
それでもまた泊まりに行きたいと思っている僕は
アマンマジック・・・にかかってしまっているのかもしれません。
(※あくまで個人の感想です)
(参照)アマン東京宿泊記
0 件のコメント:
コメントを投稿