2021/09/12

朝食@パークハイアット京都

今年の誕生日は(去年も同様でしたが)

東京オリンピック関連の連休と重なっていたこともあり

貯まっていたポイントと割引で購入できたポイントを合算して

パークハイアット京都に宿泊してきました。


一昨年の冬、開業まもない頃に訪れた際

滞在中の楽しみのひとつが

敷地を共有する高級料亭の京大和で作る

和朝食をいただくことでした。


ところが朝、実際にダイニングへ足を運んでみると

予約をしていないと食べられないことがわかり

朝から絶望の淵に立たされた苦い記憶を払拭するべく、

今回改めて訪問することに。




予約を入れた際にいつから朝食を予約できるか確認したところ

宿泊予約と同時に入れられるとのことだったので

ディナーやスパのことはさておき

いの一番で和朝食の予約を入れて一安心。


前回のときはロビーにあるラウンジに

予約した分の重箱が予め並べられているスタイルでしたが

現在は二寧坂に面したビストロでもいただけるということで

朝7時の営業開始に合わせて一番乗りしました。



通りの見えるソファ席に案内されると

テーブルの上にはすでにお品書きが用意されていて

まずは玄米茶と小鉢の料理が運ばれてきた後

メインの重箱が恭しく運ばれてきます。


箱を開けると煮物とだし巻き卵のお重に

京都らしい6種類の料理が並んだお重が現れて見ためも華やか。

それにプラスして大好きな銀鱈の西京焼きが出てきて

僕のテンションも一気に上がりました。



どれも強い味付けではなく、

京都らしい素材の味を活かした優しい味わいで

敷居の高い料亭の味を朝食でいただけるのは

まさに贅沢の極み。


事前に卵が苦手なことを伝えていなかったので

出汁巻き卵にもチャレンジしたのですが

本来なら喜ばれるべきであろう卵感が強すぎて

全く食べられなかったのが申し訳なかったです・・・。



普段は多くの観光客で賑わう二寧坂の

静かな朝の風景を眺めつつ

食後は涼しげなフルーツと

お茶をいただきながら食後の余韻に浸っていました。


和朝食は宿泊ゲストのみの予約限定となっていますが

ビストロ自体は外部利用もできるので

朝から訪れるゲストの姿もちらほら。

近くを散歩される際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?