2020/05/03

南米旅行メモ(タンゴショー鑑賞編)

今年のゴールデンウィークは
オーストラリアのパースへ行く予定でしたが、
新型コロナウィルスの影響で
残念ながら行くことは叶いませんでした。

旅をする、素敵なホテルに泊まる、
それが僕のモチベーションにつながっていているので
大好きなことが出来ないのはとても悲しいですが
今はグッと我慢するしかありません。

ということで、旅に行けない分
時間はたっぷり?あるので
ここで書こうと思いつつ、書き忘れていたことなどを
記憶を辿りながらご紹介してきたいと思います。

まずは昨年末、アルゼンチンを訪問した際に
せっかくブエノスアイレスに来たならば
絶対に見ておきたい!と強く願っていた
タンゴショーについてまとめておきます。

ブエノスアイレスでの滞在は3泊4日でしたが
1日はウルグアイへの日帰り旅行、
1日は市内観光で予定が埋まっていたため
どこにタンゴショーを入れるかを悩んでいました。

幸いなことにタンゴショーは
遅い時間(22時頃)から始まることが多く、
夕方までにはサンティアゴから移動できることから
ブエノスアイレスに到着した日の夜、見に行くことに。

自力でも見に行けないことはないかと思いましたが
夜遅い時間(特に帰りの深夜時間帯)に一人で出歩くのは
いくら旅慣れているとは言っても
ちょっと勇気が必要なこと。

ということで、送迎や食事がセットになっている
現地のオプショナルツアーを検索した中から
少しお値段は張るけれど、時間帯がよく、内容も充実していそうな
ホットホリデーさんのツアーに参加しました。

日本人ガイドの方が送迎をアシストしてくださるとのことで
僕のイメージではドライバーさんと共に
ホテルを回りながらピックアップされるイメージだったのですが、
ロビーへ降りると、すでにガイドさんが待機していてビックリ。


この日は自分だけの参加だったようで
すぐに迎えの車に移動するのかと思いきや
マイクロバスが迎えに来るということで
アルゼンチンのお国事情などを伺いながらしばし待機。

しばらくして迎えのバスが来ると
車内には沢山の外国人ゲストの姿が。
帰りにわかったのですが、バス(と運転手さん)はお店が用意していて
予約すれば各々のホテルまで送迎してもらえるそうです。


今回タンゴショーを鑑賞したのは
5月広場に近いエルケランディというお店で
レストラン営業を主体としているため
食事が美味しい、というのが魅力のひとつでした。

お店に到着すると、それぞれ用意された席に案内されるのですが、
自分はステージにとても近く、
壁際で人通りを気にしなくてもいい席で
ガイドさんもいい席に通されましたね~とニッコリ。


食事は前菜、メイン、デザートの3コースで
それぞれのメニューが豊富に用意されています。
ドリンクもワインボトル1本が無料の他、
お水も用意されていて、追加料金は必要なし。

メニューにある料理をガイドさんが
ひとつひとつ丁寧に説明してくれるので
英語表記ながら、現地の料理名でピンと来ないものなどは
出てくる料理がイメージ出来て助かりました。


自分はとうもろこしのポタージュを凝縮したような
日本人の口にも合う、ウミタという前菜と
ボリューム満点のビーフステーキ、
カタラン(スペイン風クレームブリュレ)をチョイス。

食事は2人掛けの席だったものの
相席ではなかったので、気楽に食事を楽しめましたが
食事が終わる頃(タンゴショーが始まる前)になると
ショーだけを見に来た方(何と日本人!)と相席に。


店内はゲストでほぼ満席でしたが
忙しそうでも、スタッフは愛想があってフレンドリー。
レストランだけあって、料理は味も見た目も良かったのですが
ボリュームがありすぎて、お肉は食べきれないほどでした。

そしていよいよタンゴショーが始まると、ステージに伴奏者が現れ
まずは4種類の楽器だけでのセッションを披露。
途中、男女それぞれ美男美女のシンガーも登場して
その迫力ある歌声に圧倒されそうになります。


こちらのショーは、タンゴの歴史を振り返るように
時代ごとの変遷を追った構成になっているようで、
4組のダンサーが入れ替わり立ち替わりステージに立ち、
衣装も雰囲気も変わるので、飽きないように工夫されています。

最後は4組全員がステージに揃い
圧巻の激しいダンスが繰り広げられ
タンゴを知らなくても絶対に聞いたことのある曲がかかると
感動で目頭が熱くなってしまいました。


1時間半のタンゴショーはあっという間でしたが
時間はすでに日付が変わる一歩手前。
チップはサービスに対する気持ちでいいそうで
各席に配られるホルダーにお金を入れればOKとのこと。

帰りはお店の前で運転手さんがホテル名を書いた紙を持っているので
人数が揃ったら、そのままバスに乗り込み
ルートに沿って順番にホテルへ送ってもらえます。
ちなみに行きも帰りも自分が泊まっていたパークタワーは最後でした。

ガイドさんもホテルまで一緒に送り届けてくれるので
その間にブエノスアイレスでの生活や
仕事の話などをお聞きしたのですが
外国で日本人の方にお世話になるありがたみを改めて感じました。

今回の旅で、ブエノスアイレスでタンゴショーを見る!
という長年の夢をようやく叶えることが出来た訳ですが、
皆さんもアルゼンチンを訪れる機会がある際は
絶対にタンゴショーだけは見逃さないようにしてください!

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