2013/02/02

アマンタカ(エクスカーション)

ダイジェストでも触れましたが、
今回はアマンタカのエクスカーションで体験した
パクウー洞窟へのリバークルーズについてレポートします。

ホテル到着後に急に決まったにも関わらず、
14時にはホテルを出発し、メコン川沿いの船着き場へ移動。
車道から急な階段で船着き場まで降りると
そこには風情のあるロングテールボートが待機していました。



ガイドさんのにこやかな笑顔に迎えられて、
いざ乗船してみると、大きなデイベッドや
ダイニングが備わった何ともラグジュアリーな佇まい。
さっそくデイベッドに陣取ると、
船は一人貸し切り状態ですぐに出発したのでちょっとビックリ。
これ、ホントにボードチャージの料金だけで済むんだろうか・・・?と
不安が頭をよぎった自分(苦笑)。
※請求はもちろんボードチャージ代だけでした。



この日は生憎どんよりとした天気で
気温も思ったほど高くなかったせいか、
ガイドさんは両手を襟元でぶるぶるさせて、”寒い!”と言ってました。
自分は最初こそ長袖シャツにジャケットを羽織っていて
日本の冬に比べたら全然寒くないよ~と思っていたのですが、
川風に吹かれていると、だんだんカラダが冷えてきて
途中、雨が降って来た時点で降参。
用意してあったストールを3枚使って足とカラダと頭を覆い、
寒さをしのぐ羽目に・・・。

それでも川から眺める景色は格別。
雲間から姿を現した特徴的な形の山が幾重にも連なっている姿は
さながら水墨画のよう。
一方、ゆったり走るアマンのボートを横目に暴走するボートがいたり、
河原で水浴びをする小さな子供がいたり、
川の流れにも変化があって、飽きずに景色を愉しめました。



パクウー洞窟に着いたのは2時間後。
川にせり出すような大きな崖の中腹に開けた洞窟は、
いかにも神聖な雰囲気。
竹で組まれた船着き場から階段を登っていくと、
洞窟の中にぎっしりと並べられた仏像群に圧倒されること請け合い。
ガイドさんの勧めに従って、お供え物を購入(金額は任意)し、
線香に火を灯してもらい、祭壇の前でガイドさんの見様見真似でお祈り。
他の観光客もなく、静かな時間を過ごせました。



帰りは川の流れに乗っていくだけなので、
ルアンパバーンまでは1時間ほど。
お祈りが効いたのか、日頃の行いが良かったのか
厚い雲が急に途切れて、キレイな夕日がまるでボートを導くように
行く手に姿を現してくれました。
川の流れが穏やかになると、水面にも夕日が映り込み
そのロマンチックな光景に寒さも忘れて、身を乗り出して見入ってしまいました。



道中、お世話になったガイドさんは気さくな青年で、
いろいろと自身のことやラオスのことを話してくれました。
アマンで働きだして4年経つとのことだったので
22~3歳くらいなのかと思ったら、なんと30歳だそう。
将来の夢は地元に帰って、子供たちに英語を教えたいと語ってくれました。
最後は下船した後、階段の上に待機している車まで見送ってもらい
思わず握手をしてお別れ。また会える日が来るといいな。

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