2014/08/03

LCC搭乗レポート(ライアンエア基礎編)

今回のマラケシュ旅行では、
東京⇔フランクフルトをANAで往復して、
その先はドイツ国内を経由して、モロッコへ入ることに決めていました。

モロッコへ入るにはロンドンやパリの方が
便利なことを知っていましたが、
昨年の夏スケジュールで
ルフトハンザがデュッセルドルフ⇔マラケシュの直行便を
運行していることを確認していたので、
今年の夏スケジュールでも運航することを予測してのことでした。

ところが、今年のスケジュールでは
ルフトハンザの直行便が飛ばないことがわかり
困っていたところ、同日乗り継ぎできる時間帯に
アイルランドを拠点とするLCC、ライアンエアが
フランクフルト(*)⇔マラケシュ便を運航していることが判明。

(*)同じフランクフルト空港を名乗っていますが
ライアンエアが使用するのはフランクフルト市内から
車で90分ほど離れた場所にあるハーン空港のことを指します。



ライアンエアについては、あまりいい評判を聞いていなかったのですが
背に腹は代えられないということで、
思いがけず、初めてLCCを利用することとなりました。
(ちなみに帰りはスケジュールが合わず、
ルフトハンザ系列のLCC、ジャーマンウィングスを利用してケルンに戻ってきました)

事前に調べたところでは、
1) 機内持ち込み手荷物は55×40×20cmかつ10kg以内の1つのみ
2) 荷物の大きさは計測が厳しく行われる
3) 荷物のサイズや重さが超過した場合は、高額な追加手数料を徴収される
4) 座席は自由席なので、搭乗前に長蛇の列ができる
5) 事前に自分でオンラインチェックインしないと、空港で追加手数料を徴収される
6) EU以外の居住者はVISAチェックを受けるため、長蛇の列に並ばないといけない
・・・などなど不安になる要素ばかり。

でも、そのルールを守りさえすれば
かなり格安な運賃で移動できるのも事実。
旅に出る際の荷物を極力少なくする自分にとっては
持っているバゲージの奥行きが21cmで
1cmオーバーしてしまうことだけが心配でした。

ところが、この厳しいルールが大幅に改定されて
機内持ち込み手荷物は上記に加えて
もう1個(ハンドバック程度)を持ちこめるようになり、
座席もアットランダムながら事前に割り振られるようになり
搭乗前に長蛇の列を作らなくても良くなったのです。
(自分の場合は、旧ルール時代に優先搭乗の権利を購入していたせいか、
オンラインチェックイン時に自分の好きな席を選べました)

先述の厳しいルールこそがライアンエアの特徴で
かつLCCの醍醐味みたいなところがあるせいか、
今回のルール改定について、自分が参考にしたLCCの情報サイトでは
残念ながらほとんど触れられていません。
このブログで報告することで(検索に引っ掛かって)
そこまで不便じゃなくなった、ということを知ってもらえたらと思います。

ということで思わず長くなってしまったので、
実際の搭乗については次回改めてご報告したいと思います。
いましばらくお待ちください。

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