2015/06/04

ジョージア(グルジア)旅行メモ(ミニバス編)

今回のジョージア旅行では
世界遺産のある古都ムツヘタまでの往復と
ステパンツミンダからトビリシへの移動手段として、
ミニバス(マルシュルートカ)にお世話になりました。

便利でリーズナブルな乗り物なんだけど、
観光客が乗るにはなかなか難易度が高い・・・。
特にムツヘタへ行く際に、かなり手間取ってしまったことを踏まえて
これからジョージア旅行を予定されている方の参考になるよう
こちらでご紹介しておきます。

<ムツヘタ編>
メトロのディドゥベ駅のバスターミナルから
ミニバスが頻発しているということ以外、
ディドゥベ駅のどのあたりから
何番のバスに乗る・・・という具体的な情報は事前に得られず。



とりあえず駅を出たところの駐車場にいたおじさんに
「ムツヘタ?」と聞くと、あっちの方だと教えてくれたので、
指を差していた辺りに止まってたミニバスの運転手さんに聞いてみると、
さらに路地の奥にあるらしいことがわかりました。

そこにも大きな駐車場があり、ミニバスが止まっているので、
近くにいる人に聞くと、このバスだよと教えてくれました。
調べた情報ではバスのチケットを買ってから乗るということでしたが、
チケットはどこで買うのか聞くと、
乗ってから運転手に払えばいい(と言っているんだと解釈)
とのことだったので、教えてくれたバスに乗り込みました。



するとすごい剣幕でおばあさんが車内に乗り込んできて
チケット買わないとダメだよ!(推測)と叱られてしまいました。
いや、チケットはいらないって教えてもらったからなんだけど・・・と
しょんぼりしながらミニバスを下りて、周りをよく見てみると
バスの止まっている目の前にチケット売り場が・・・(汗)。

そこで1ラリ(約50円)を払い、レシートを受け取って
晴れてミニバスに乗れる身に(笑)。
気を取り直して再び乗り込み、
最後の一席を確保すると、すぐにミニバスは出発しました。



帰りはサムタブロ修道院の下から
ミニバスに乗れることがわかっていたので、
(実際にバス停にあるような待合スペースもありました)
しばらく待てば、ミニバスがやってきます。
ただし、トビリシ以外の行き先もあるようなので
運転手さんに「トビリシ?」と必ず聞いてから乗りましょう。

ちなみに料金は下りるときに運転手さんに支払う形でした。
自分は生憎細かいお金がなかったので、
他のお客さんが降りてから、最後に20ラリ札でお支払い。
細かいお札が戻ってきたので、金額も確認せずバスを離れようとしたら
小銭のお釣りが残っていたようで、わざわざ呼び止めてくれました。
言葉のわからない観光客でも、ごまかさないところに好感が持てました。

【ムツヘタ行きのミニバスに乗るための5ステップ】
(1)ディドゥベ駅の改札を出たら、階段を下りて右手の地下通路をくぐる。
(2)出口の目の前にある小さな商店の並ぶ路地を真っすぐ進む。
(3)一旦、駐車場に出た後、もう一度奥に見える路地を入る。
(4)路地を抜けたら、左手奥にあるチケット売り場でお金を払い、レシートを受け取る。
(5)チケット売り場の目の前に止まっているミニバスに乗る。

<ステパンツミンダ編>
ステパンツミンダからトビリシまでのミニバスは
集落の中心にあるバスターミナルの一番南側に止まっていて、
ありがたいことに行き先の看板に英語が併記されていました(涙)。
それでも一応、運転手らしきおじさんにトビリシに行くか確認して乗車。

片道150kmの道程ですが、料金はわずか10ラリ(約500円)。
乗車するときに何も言われなかったので
料金はいつ支払うのかな?と思っていたところ、
出発する前におばさんがお金を回収しに来ました。

満席までどのくらいかかるか不安でしたが、
意外なことに、ある程度席が埋まったところで出発してくれました。
地元の人が隣の村まで移動するためにも使うようで、
途中で何回か細かい乗り降りはありましたが
一定のところまで来ると降車専用になる模様・・・(推測)。

トビリシの手前で渋滞に巻き込まれるハプニングがありましたが、
対向車線にUターンする直前で、渋滞の原因だった通行止めが解除され
運転手さんが機転を利かせて直進してくれたお陰で
出発から3時間弱で無事にディドゥベ駅に到着しました。

ちなみに渋滞の原因は道路に架かる歩道橋がポッキリ折れてしまったため・・・。
ディドゥベ駅のバスターミナルではなく、
道路を挟んだ反対側の場所で下ろされたので、
駅に向かう歩道橋を渡るときに内心ドキドキでした(苦笑)。

※2015年5月時点の情報ですので、状況が変化している場合もあります。
予めご了承ください。

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