先日、昨年の秋に開業したばかりの
アマン京都に滞在してきたのですが、
フォトジェニックな見た目が話題となっている
アフタヌーンティもしっかりといただいてきました。
正門を入って左手に建つリビングパビリオンは
建物の南北から明るい光が射し込み、
中央の暖炉を囲むように席が配置され
しっとりとした非日常を楽しめる空間が広がっています。
こちらのアフタヌーンティはゲスト以外でも予約可能で
この日は地元の奥様方と思しきグループの姿も。
座席は人数に合わせて、フレキシブルに移動しているようで
予約の時間が来るごとにスタッフの方が席を動かしていました。
自分はテラス席越しに庭園が眺められる
窓側の席にテーブルを用意していただき
スイーツが出て来るまでの間は
オリジナルのフレーバーティーが振る舞われます。
しばらくして恭しく運ばれてきた
二段重ねの上品な木箱を開けると
そこには美しく盛り付けられたセイボリーと
和菓子のような佇まいのスイーツの姿が。
見た目以上に中身もなかなか個性的で
サバとなますのサンドイッチ、フォアグラと黒豆の最中、
竹炭で色づけしたシュー生地や
苔岩を模したスイーツなどこだわりを感じる逸品ばかり。
ガラスの器に入ったレモンとチーズケーキのパフェを挟んで、
焼き立てのスコーンが籠に入れて届けられ、
付け合わせのクロテッドクリーム、花梨のジャムに加えて
黒蜜がラインナップされているのも京都ならでは。
洋梨のソルベで口直しした後は、
こちらのアフタヌーンティ名物とも言える焼き団子の実演。
小さな七輪を乗せた台車とともに現れたシェフが
その場でお団子を炙ってくれるのです。
上に乗せるものを選べるのですが
3つの団子それぞれに違う味を選ぶことも出来るので
せっかくなので「全部乗せ」をいただきました。
最後は男性スタッフが再び台車とともに現れ
自分の選んだ茶碗で抹茶を立ててくれるサービスも。
ちなみに飲み物は一杯ずつ提供され、
茶葉の変更とおかわりは自由というスタイルでした。
京都市街からそれほど離れていない場所にもかかわらず
深い森の中でいただく特別なアフタヌーンティ。
車でなくても訪れることが出来るので
観光の合間に、非日常体験を味わってみてはいかがでしょうか?
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