2013/03/03

ルアンパバーン散歩(2日目)

2日目はルアンパバーンの名物を見るために
早朝5時に起床。
普段、ホテルのパブリックスペースを撮影するために
早起きすることも多い自分ですが、
ルアンパバーンの街はまだしばらく夜が明けなさそうな雰囲気。

こんな暗い時間に本当に来るのかなぁ・・・?と疑いつつも
ロビーに行ってみると
スタッフが早朝のイベントに向けて
黙々と準備をしているので、間違いなさそう。

そうです、ルアンパバーンの名物といえば
近隣の寺院からやってくる僧侶たちの托鉢です。
アマンタカでは、エントランス前の通りで
托鉢にやってくる僧侶たちへの喜捨体験もさせてもらえます。
僕はその光景を写真に収めたかったので
外から眺めるだけに専念しましたが、
どこからともなく響き渡る太鼓の音とともに
整然と裸足で歩を進めてくる僧侶たちの列は圧巻でした。



托鉢の見学を終えて、ホテルの撮影を済ませ(笑)、
メインダイニングのテラスで少し肌寒い風に吹かれながら
朝食をいただいた後は
世界遺産の街へ散策に出かけました。

2つの河に挟まれた半島のような形のルアンパバーンの市街地は
それほど広くはないので、徒歩で充分に周れます。

最初の目的地、ルアンパバーン随一の格式を誇る
ワットシェントーンを目指して、
カーン河沿いの通りを歩いて行くと、普通に僧侶とすれ違います。
緑の濃い街なので、オレンジの僧衣が鮮やかに映えて何ともフォトジェニック。
そして、街の至る所にお洒落なカフェやゲストハウスが立ち並んでいて
予想外に小奇麗で洗練された街並だったのが印象的でした。



ワットシェントーン(入場料:20,000Kip)へは
アマンタカから歩いて15分ほど。
見どころはこの地を治めていた王様が亡くなった際に
使用されたという龍の頭を持つ絢爛豪華な霊柩車と
幾層にも重なった屋根が威厳を放ち、
繊細な細工が至る所に施された本堂。
ちょうど改修が行われていて、間近で絵を修復したりしている様子を
見学することが出来ました。

続いて、街のほぼ中心にある王宮博物館(入場料:30,000Kip)で
当時の王様の生活を窺い知ることのできる資料や居室を見学し、
さらに西隣の敷地に建つワットマイ(入場料10,000Kip)で
本堂の外壁を彩る黄金のレリーフの美しさを堪能すれば
1時間ほどで主な見どころは制覇。



そこから歩いて5分ほどのホテルに戻り、帰り支度を済ませたら
もう空港へ行かなければならない時間・・・。

本当ならもっと長く滞在して、ローカルフードを満喫したり
カフェでのんびり時間を過ごしたりできなかったのが心残りですが、
街全体に漂う、のんびりと穏やかな空気感は
東南アジア特有の喧騒やガツガツ感とは無縁で、居心地のいい街でした。
機会があればぜひ一度訪ねてみてください!

1日目に戻る・・・

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