2016/10/13

カトマンズの旅(カトマンズ市内編)

カトマンズ滞在2日目。
この日は事前に現地の旅行会社で
カトマンズ市内とバクタプルを巡る
1日ツアーを手配していました。
少し遅めの朝10時にホテルに迎えに来てもらい、
まずは街の中心、ダルバール広場へ向かうことに。

前日、空港からホテルの短い移動でも
ひどい渋滞に巻き込まれたので
ある程度は覚悟をしていたのですが、
ドライバーさんが裏道を選んで頑張ってくれたにも関わらず
ダルバール広場に辿り着いたのは
ホテルを出てから1時間後のこと・・・。



広場の近くで車を降りた後、
古い商店街の中を歩くこと5分ほどで
世界遺産のダルバール広場に到着!
以前は古い楼閣が数多く立ち並んでいましたが
地震によって崩壊してしまったものもあり
現在もなお立ち入りが一部規制されている状態でした。

そんな状況を目にしつつ、
まずは広場の南側に位置するクマリの館へ。
ここにはクマリという生きた女神が生活をしていて、
1日に2回、建物の窓から顔を出してくれるのですが、
渋滞に引っかかったお陰?で5分も待たずに
(しかも団体客でごった返すこともなく)
クマリのお顔を拝見するという幸運に恵まれました。



ダルバール広場をぐるっと一周した後は
博物館になっているハヌマン・ドカ(旧王宮)の内部を見学。
こちらには立派な9階建ての楼閣があり
以前は登ることも出来たそうですが、
上層階の部分が崩れてしまい、いまはやはり閉鎖中・・・。

とはいえ旧王宮だけあって、広い中庭を囲むように
荘厳な佇まいの建築物が連なっていて
精巧な細工なども間近に見られ、
往時の栄華を充分に感じることができました。



ダルバール広場を見学した後は
小高い丘の上に建てられたスワヤンブナート寺院へ。
歩いていく場合は心臓破りの階段を登って
アクセスしなくてはならないようですが、
車だと山の中腹まで行けるのが嬉しいところ。

タルチョがはためく頂上に辿り着いて驚いたのは
民家やカフェ、土産物店が立ち並ぶ
まるで門前町のようなコミュニティがあったこと。
規模は違いますが、東京の御岳山のような感じ、
といえば雰囲気をわかってもらえるでしょうか?



この寺院のシンボルである仏塔は、
幸いにも地震の被害を免れ
天に向かって聳え立つ金色の尖塔と
四方に描かれた仏陀の力強い目を見ることが出来ます。
ボダナートに比べると規模は小さいですが
ネパールの中でも重要な仏教寺院のひとつだそう。

立派な仏塔も然ることながら、
頂上から見渡すカトマンズの街の景色も壮観です。
想像しているよりもカトマンズの街は規模が大きく
中心部に高い建物はないものの
郊外には高層マンションも少しずつ姿を現していて
これから少しずつ近代化の波が押し寄せてくる・・・
そんな予感がしました。



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